2023年02月15日

Rainbow

rainbow.jpg

いつか見た大きな虹

あの真下へ行ってみたいとあなたは言う


朝日に照らされた岬の海に七色の弧を描く

穏やかなリーフの向こうの白い波がしら

めざしてエメラルドの海を進む

ボードに身をゆだねて水しぶきをきらめかせ


どんなに追いかけても遠ざかっていくと言うけれど

今あなたは虹の真下で輝いている


いつか見た大きな虹

あの真下へ行ってみたいとあなたは言う


降り続いた雨に心が疲れても、その先にある美しい景色

押し寄せる波を捕まえてはのまれ

波に揉まれてまた捕まえる

海と風と一つになれた時、大きな波を乗りこなす


どんなに目を凝らしても見つけられないと言うけれど

今あなたは虹の真下で生きている





ラベル:絶景 自然
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2022年10月29日

石工職人の技が光る、沖縄のグスクの石積みを探る Stone Walls of Old Castles (Gusuku) in Okinawa

今年は年始めから色々な事が立て続けに起こる嵐のような年でした。ようやくその嵐も去り、久しぶりに青空が顔をのぞかせた先日、緑鮮やかな琉球松の林に囲まれる読谷村の座喜味城跡へ足を伸ばしました。

ユネスコ世界遺産にも登録されている美しい石積みの城壁の中に、前の週にドライブの途中で見た民家の石垣の石積みにそっくりな場所を発見しました。想像が膨らみ始めます。これは偶然ではなく、意図してこのように積まれたのでは?

読谷山按司護佐丸の居城、座喜味城
Zakimi Castle in Yomitan Village


img (1) Zakimi Gate.jpg


読谷村観光協会の情報サイトによると、座喜味城(ざきみじょう又は、ざきみぐすく)は15世紀前半に読谷山按司護佐丸(ごさまる)によって築かれたと言われているそうです。ちなみに按司(あじ)とは、地方の権力者・豪族のことです。

護佐丸は築城の名手と言われていますが、いつみても感動するやわらかいカーブを描いた城壁とアーチ型の城門が美しいグスクです。ただ、元の城壁の大部分は沖縄戦で破壊された為、現在目にするほとんどの部分は復元されたものだそうですが、二の郭の城門(座喜味城で最初にくぐる門)は破壊を免れ、後に修復されたものだそうです。

沖縄のグスクには大きく分けて三種類の石積みがあるそうで、古い順に野面積み、布積み、相方積みとなりますが、座喜味城では布積みが多く使われているそうです。

ところで、私が気になった石積みのデザイン(?)ですが、四つの石の角を合わせて真ん中に十字ができるように積まれていて、その十字の中心にまん丸の石がはめ込まれているのです。

img (2) Zakimi Wall Round Rock.jpg


民家の石垣を見た時はたまたまそういう形になったと思っていましたが、他に同じように積まれた箇所がないか石積みを観察してみると、まん丸の石ではないものの、明らかに意図的に大きな石の間に隙間を作って、そこに小さな石をはめ込んでいます。

img (3) Zakimi Small Rocks.jpg


これまで、沖縄の古い石積みは隣の石との間にできた隙間を小さな石で器用にふさいでいるだけだと思っていたので、意外な発見でした。沖縄の石積みについて調べてみると、面がある外側に積む石「積み石」と積み石の間に入れる丸い石や小石の「ぐわぁ石」(*) で構成されているようです。こうなると、ほかのグスクの石積みがどうなっているのかが気になります。

篠崎 健一:実地の体験とマニュアル制作による石積みの気づきのプロセス, The 33rd Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2019

黒船ペリーも絶賛、中城城
Nakagusuku Castle in Nakagusuku Village


img (4) Nakagusuku castle.jpg


中城村(なかぐすくそん)にある中城城跡のパンフレットによると、このグスクは14世紀後半ごろまで数世代の先中城按司によって築かれ、1440年に座喜味城を築城した護佐丸によって北の郭と三の郭が増築されたそうです。また、1853年に来島したペリー探検隊一行も中城城の石造建築の技術を称賛したそうです。

中城城は規模も大きく当時の城壁が多く残っているので、石積みの観察をするのにはもってこいの場所です。
早速布積みの城壁が正門付近にありました。座喜味城と同じく、ぐわぁ石をはめ込む為に積み石の角が加工されているようです。

img (5) Nakagusuku Main Gate.jpg


正門を抜けて順路に沿って進むと、聖域・拝所(うがんじゅ)のある南の郭へと続きます。それぞれの拝所の中心はそこにある岩や配置された石です。

img (6) Nakagusuku Sacred Site in Minami.jpg
ヒヌカン(火の神)が祀られている御當蔵火神(おとうくらひぬかん)
 

img (6)2 Nakagusuku Sacred Site.jpg


さらに先へ進み先中城按司の時代に造られたという一の郭、二の郭の布積み部分の城壁を観察すると、やはりぐわぁ石がはめ込まれていました。そして今まで単に石垣の隙間だと思っていた箇所がぐわぁ石が欠落した為にできた隙間らしく、ぐわぁ石をはめ込む為に積み石の角が加工されていることに気が付きます。

img (7) Nakagusuku Missing Small Rocks.jpg


同じ布積みでも、場所によってぐわぁ石の数にばらつきがあります。担当した石工による工法の違いでしょうか?
二の郭の外側の城壁はぐわぁ石がほかの箇所より目立たず、横から見ると壁の一部が外側へ膨らんでいます。

img (8) Nakagusuku walls of 2nd enclosure.jpg


img (8)2 Nakagusuku walls of 2nd enclosure.jpg


自然の地形か、それとも排水がうまくできずに城壁が変形してしまったのか? 

築城の名手護佐丸の増築した三の郭と北の郭は相方積みで城壁の上と地面の2点を結ぶ直線が美しい石積みです。

img (8)3 Nakagusuku 3rd enclosure.jpg


近づいてみると、ピカソの抽象画のような形の積み石の間にもジグゾーパズルのようにぐわぁ石がはめ込まれています!

img (9) Nakagusuku wall of 3rd enlosure.jpg


img (9)2 Nakagusuku walls of 3rd enclosure.jpg


城主阿麻和利が栄華を極めた、勝連城
Katsuren Castle in Uruma City


img (10) Katsuren Castle.jpg


勝連城跡パンフレットによると、うるま市にある勝連城は発掘調査の出土品から12〜13世紀に築城されたと考えられていて、琉球最古の歌謡集「おもろさうし」には勝連を日本の鎌倉にたとえた歌謡や繁栄を示す歌謡が数多く残されているそうです。10代目城主、勝連按司阿麻和利(あまわり)が海外貿易で勝連に繁栄をもたらしたそうですが、1458年に国王に抵抗して滅ぼされたと言う事です。

縁結びの井戸「ミートゥガー(夫婦ガー)」のある広場からのグスクの眺めはすばらしいのですが、どうやら城壁の上部は復元されたものらしく、地面近くの石垣と色や石積みが異なります。

img (11) Katsuren Castle Original Wall.jpg


img (11)2 Katsuren Castle Original Wall.jpg


城壁の地面近くの石積みの周りをよく見てみると、積み石の間にぐわぁ石がはめ込んであります。

img (12) Katsuren Wall.jpg


後で入口事務所のスタッフに聞いたところ、やはり城壁の上部は復元した箇所で、元の石積みと復元部分の間には銀板が挟んであるとの事でした。勝連城の古い積み石部分でも、ぐわぁ石が欠落したらしき箇所が多数見受けられます。

img (13) View form Katsuren.jpg


そして中城湾と太平洋が一望できる一の曲輪にある御嶽(うたき:拝所)にも、勝連を守る大きな霊石があります。

ぐわぁ石の役割
Small Stones Used to Build Stone Walls


大和より250年(もしくはそれ以上)先にすでに高い石積み技術を使ったグスクが存在したオキナワ。その技術は外国からもたらされたのではないか、と考える人もいるようですが、地域的に台風が多く木造や土壁よりも石造りの方が安定していたため、独自の文化として石積み技術が発達したのではないでしょうか。

また、沖縄には多くのガマと呼ばれる自然洞窟が至る所にあるので、洞窟の形を模した沖縄独自のアーチを取り入れた建造物が生まれ、そして石の加工を通して石積みの技術を体得していったのかもしれません。

石積みのぐわぁ石はただ単に隙間を埋める為に使用されたのではなく、明らかな役割があり、意図して使用されたように思えます。

想像@ストッパーとして使用:石を積む際、不適切な「四ツ目」の部分(十字の真ん中)にはめ込み、積み石がずれないようにストッパーとして使用。

img (14) Nakagusuku Gate of South Enclosure.jpg
中城城南の郭と一の郭の間の城門の天井部分のぐわぁ石


想像A免震装置として使用:丸いぐわぁ石で免震装置のベアリングのように建物の衝撃を吸収させ、積み石を元の位置へ戻す役目。またその他のぐわぁ石は、膝関節の半月板のようにクッションの役割をし、地震時や台風時に受ける大きな衝撃を和らげる為。

img (15) Nakagusuku Gate of South Enclosure.jpg
中城城南の郭と一の郭の間の城門の内側の石積みに板状の石が挟んである
 

想像B排水のための水抜き穴として使用:積み石の間に適度な隙間を作る事によって、石積みの中の水はけが良くなり、崩れにくくなる。

想像は尽きません!

沖縄の人々と石の文化
Stone Culture and People of Okinawa


img (16) Nakagusuku South Enclosure.jpg


沖縄では古来より人々の生活は石と密接に関係していました。信仰の場所を示すのは石や岩でしたし、あるガマは死者を埋葬する場所であり、別のガマは人々が楽しく集う場所でした。そして戦時中は戦火を逃れて多くの人々がガマに身を潜めました(2018年6月5日ブログ記事)。

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うるま市石川嘉手刈にある「ぬちしぬじガマ」


人々が自然を敬っていたからこそ、自然を理解しその力を早い時期より生活の中に応用する術を身に付けたのではないでしょうか。


座喜味城跡(Zakimi Castle)
住所:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708番地6
TEL: 098‐958-3141 (世界遺産座喜味城跡ユンタンンザミュージアム)
Email: info-museum@yomitan.jp

中城城跡(Nakagusuku Castle)
住所:沖縄県中頭郡中城村泊1258番地
TEL: 098‐935-5719  

勝連城跡(Katsuren Castle)
住所:沖縄県うるま市勝連南風原3807-2
TEL: 098-978-2033
Email: info@katsuren-jo.jp


ラベル:文化・芸能 絶景
posted by Misa Alta at 20:13| 沖縄 ☔| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月31日

古代オキナワへのいざない。伊計島仲原遺跡 Nakabaru Ruins in Ikei Island, Uruma City, Okinawa

2020年秋、久しぶりにバイクを借りて伊計島へ向かいました。島の大半を占める畑の一角に、巨大な石おのに「イチの里 仲原遺跡(なかばるいせき)」と刻まれたオブジェを発見。バイクを下りて木々に囲まれた敷地内へ進むと、目の前に突如古代遺跡が姿を現しました。

In October last year, I rented a motorcycle and headed to Ikei Island and found Nakabaru Ruins in the middle of the fields by accident.

車で行ける伊計島!
Driving to Ikei Island!


うるま市与那城の伊計島は沖縄本島中部、勝連半島の沖にある離島の一つです。離島と言っても本島と平安座島(へんざじま)は海中道路で、そして平安座島、宮城島、伊計島はそれぞれ橋で繋がっているので、休日にはドライブやツーリングで立ち寄る人も大勢います。

宮城島と伊計島を結ぶ島の象徴の赤い伊計大橋を渡り終えると、すぐ左手に夏は海水浴客で賑わう伊計ビーチ、そして道路の右手奥へ進むと、昔ながらの姿を残すのどかな伊計の集落があります(2017年11月24日のブログ記事)。

1 Ikei bridge.JPG

Ikei Island in Yonashiro, Uruma City is one of the remote islands off the coast of Katsuren Peninsula. However, the islands of Henza, Miyagi and Ikei are connected by Kaichu road and bridges, so many people visit the island by cars or motorcycles on a weekend or holiday.

国指定史跡 仲原遺跡
Nakabaru Ruins


伊計ビーチを過ぎてそのまま真っすぐ進むと両側にはサトウキビや葉タバコの畑が広がります。そしてさらに真っすぐ島の北の端まで進むと温泉やプール、レストランを備えた「AJリゾートアイランド伊計島」へたどり着きます。

以前からリゾートホテルへ向かう一本道の途中に「仲原遺跡」の標識があるのには気づいていましたが、昔住んでいた家の近くにあった貝塚も墓石のような石碑が立っているだけの場所だったので、きっとそんなものだろうと、立ち寄った事はありませんでした。

この日は小回りのきくバイクだったので普段通らない島の西側の道を走り、適当に曲がった道の脇にあったのがイチの里の石おのでした。イチの里は伊計島の別名「イチハナリ」から名付けられたのでしょう。

2 Ichi no sato.jpg

バイクを下りて木々の向こうに見た景色に衝撃を受けます。

邪馬台国(イメージ)!? 

予想していなかった古代の光景が突然目の前に現れました。

3 nakabaru remains.jpg

うるま市文化財シリーズパンフレットによると、仲原遺跡は土地改良事業の事前発掘調査で1978年に発見され、学術的価値が高い遺跡として1986年に国の史跡に指定されたそうです。

縄文時代晩期にあたる2000〜2500年前のムラの跡で、広場には数棟の茅葺屋根の小さな建物が点在していますが、これは遺構全体に厚さ70センチの盛土をして地下にある遺構の位置や形を再現したものだそうです。

仲原遺跡からは径が約5〜6メートルの大型の建物と2〜3メートルの小型の建物が全部で23棟と土器や動物の骨などで作られた装飾品や実用品が発掘されたそうです。

4 map of nakabaru remains.jpg

I crossed Ikei Ohashi bridge and kept driving straight on the road between sugar cane and leaf tobacco fields, which cover a large part of the island. When I made a random turn at the one of the streets, I fond a big stone axe with "Ichi no Sato Nakabaru Ruins" engraved on it. As soon as getting off the motorcycle, I felt awe for the sight of prehistoric village right in front of my eyes. According to the Uruma City Cultural Property pamphlet, the site was discovered during the land improvement project in 1978. And later, it was designated as a National Historic Site in 1986 due to its high academic value. It is 2000-2500 year old ancient village remains which include 23 buildings, many shapes and sizes of potteries, stone axes, ornaments and household products made of bones of boar, dugong, whales and etc. The buildings have been restored based on folklore.

イチハナリの人々の生活 
Life in Ancient Ikei Island


5 House of Nakabaru Iseki.JPG

小型の建物はキャンプで使うテントのように、寝る為だけの場所だったのでは?と思う程小さいのですが、大型の建物は中に炉も設けられていて快適そうで、民族事例を参考に復元されたという住居は、2016年に訪れたアマゾン川流域の村で見た建物によく似ています。

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大型の住居の内部

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アマゾン川流域の村

広場の北側の少し小高くなった場所に立って2000年前の伊計島の生活に思いを馳せます。

今は島の海岸線沿いに残されているだけの原生林が、当時は島全体を覆っていたでしょう。日中は鳥のさえずりや虫の音が聞こえてくるジャングルを抜け、白い砂浜の向こうのどこまでも透き通った青い海で、魚や貝、時には力を合わせてジュゴンやクジラを獲り、森の木の実や猪を食料としていた生活です。きっと島づたいに勝連半島との往来もあったでしょう。そして満月の夜には月明かりの下で歌い、踊り、海や森の恵みに感謝していたかもしれません。

ムラの北西の崖の下、海岸近くには今もこんこんと水が湧き出る「犬名河(いんながー)」と呼ばれる井泉があり、湧き水は目の前の淡いエメラルドグリーンの海へと流れてゆきます。

8 in-na ga.JPG
犬名河(いんながー)。天井に鍾乳石が形成されている!

9 ikei ocean.JPG

アマゾンの村を訪れた時に案内してくれたガイドの青年が「アマゾン川沿いの小さな村に住む人達は幸せだと感じている。家族と一緒に暮らし、森には十分な食べ物があって、川で魚を釣る。逆に町へ出て行くとストレスで不幸せになる」と言っていたのを思い出しました。2000年前のイチハナリの人々も美しい自然と家族や食べ物に恵まれた幸せな生活を送っていたのかもしれません。

The smaller buildings are about 2-3m in diameter and big enough to sleep inside, just like camping tent. However, there is a fire place inside the larger building, which is about 5-6m in diameter, and it looks quite comfortable. The interior of the larger house reminded me of a building I saw at the village near the Amazon River in 2016. I stood at the edge of the ancient village of Ikei Island and imagined the life of the people in 2000 years ago. People would have gone to the sea to catch fish, and collect fruits and hunt boars in the jungle. There is fresh water spring called "In-na gaa" located north-east of the village and the water is still bubbling up today. I remembered the words of our guide in Amazon; "People live in the jungle are happy. They live with family, there is enough food in the jungle, and they can fish at the river. But if people move to a town, like Iquitos, they get stressed and become unhappy".

勝連城址休憩所へ行ってみよう!
The Katsuren Castle Rest Area


仲原遺跡で発掘された土器は煮炊き、貯蔵、運搬などに使われた大小の壺や甕、鉢などで「仲原式土器」と呼ばれるそうです。土器に興味がある人は、うるま市勝連にあるユネスコ世界遺産勝連城跡の休憩所に勝連半島南に位置する津堅島の津堅貝塚から出土した土器数点が展示されているので、城跡と共に見学するのもおすすめです。

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余談ですが、つい先日この休憩所に土器を見に行った時に「津堅にんじんサイダー」なるものを見つけました。

津堅島は別名キャロットアイランドと呼ばれ人参の産地として有名で、津堅島産人参ピューレと沖縄県産シークヮーサーが入った、着色料、保存料ゼロのサイダーです(200ml ¥270)。

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ポップとラベルのデザインがかわいい津堅にんじんサイダー

店頭のポップには、サイダーだから「ふりふりせずゆっくりひっくりかえしながらおめしあがりください」と警告?があったので、ゆっくり一口目を飲んでみます。

最初は人参の味がほんのりする普通のサイダーなのですが、途中でビンを振って底にたまっていた人参を混ぜるとドロッとした野菜ジュースの食感に変わります。通常の野菜ジュースよりも炭酸とシークヮーサーですっきりさっぱりとしていて、伊計島めぐりで乾いた喉をおいしく潤してくれました!

The potteries excavated in Nakabaru Ruins are called "Nakabaru style pottery" and those were used to cook, store, and carry food. If you are interested in ancient potteries, you might want to visit the Katsuren Castle Ruins, the UNESCO World Heritage Site, in Katsuren, Uruma City. There is a rest area next to the parking lot and a couple of excavated potteries from ancient shell mound in Tsuken Island, located south of Katsuren Peninsula, are exhibited.

仲原遺跡
沖縄県うるま市与那城伊計

Nakabaru Ruins
Yonashiro-Ikei, Uruma City, Okinawa


勝連城址休憩所
沖縄県うるま市勝連南風原3908
TEL: 098-978-7373

Katsuren Jo Site Rest Area
3908 Katsuren-Haebaru, Uruma City, Okinawa
Phone: 098-978-7373
posted by Misa Alta at 22:11| 沖縄 ☁| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

沖縄を結ぶ美しい道 Beautiful Roads of Okinawa

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電車の走っていない沖縄では、道路は大切な生命線で、人や物を車両で運ぶために無くてはならないインフラ設備です。とはいうものの、血管のように島内に張り巡らされた道路をくまなく走り回る事はあまり無く、いつも使う決まった道を通って日常生活を送っている人がほとんどではないでしょうか。

一度も通った事の無い道を選んでドライブをしてみたり、通り慣れた道をいつもとは違った角度から見てみると、思いがけない景色に出会うことがあります。

Since there is no railroad in Okinawa, roads are the most important infrastructure for land transportation on the island. And if you look at the roads from different angles, some of them are surprisingly artistic.

沖縄自動車道 うるま市石川伊波に架かる高架橋
The Viaduct near Ishikawa Interchange on Okinawa Expressway


恩納村仲泊と、うるま市石川の間は沖縄本島の西海岸と東海岸の間の距離が一番狭い場所で、直線距離で約3キロです。何年もの間、仲泊〜石川の行き来はここを結ぶ県道73号線を使っていましたが、つい最近、同僚と石川の市街地へ向かう時に、73号線に沿うように走るいわゆる「裏道」を教えてもらいました。近くに住んでいたのにそれまで通った事が無かった事に驚きでしたが、それよりも驚いたのは、そこに広がる景色でした。

畑の間をくねくね走る片側一車線の田舎道で、道路脇の広場には黒くて立派な牛が繋がれています。そして電照菊畑や緑の葉を揺らすサトウキビ畑、青々と茂った原っぱを横切るようにアーチが連なったコンクリート製の橋が掛けられています。

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これは沖縄自動車道の石川IC〜石川伊波の丘の間に架かる高架橋で、多少周辺の牛舎からワイルドな香りが漂ってきますが、そこだけまるでヨーロッパの片田舎の様な牧歌的な光景で、イギリス南部のサセックス(Sussex) にあるウーズバレー高架橋(Ouse Valley Viaduct) を思い起こさせるデザインです。この景色を目の前に、頭の中でふいに「おお牧場はみどり」が流れ始めます。

沖縄自動車道は何度も通っていますが、道路の下にこのような景色が広がっているとは全く想像もしていませんでした。

歩いて高架橋の下へ向かいます。橋の下には小川が流れていて、水際まで下りられる階段もあります。

真下から見る高架橋は迫力です。

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高架橋の下に牛!


地面からの高さは目測で30m(?)ほどで橋脚部分にアーチ型の開口部があり、合わせ鏡を覗いた時のように開口部のアーチが小さくなりながら奥の方へ続いています。

近くの牛舎から「モ〜〜〜」と聞こえてくる牛の声で、車へ戻る頃には頭の中で流れていた曲がいつの間にか「ドナドナ」に替わっていました。

Until very recently, I did not even know there was a beautiful arch viaduct, which is a part of Okinawa Expressway, near Ishikawa Interchange even though I have driven on it so many times in my whole life. The viaduct in Ishikawa-Iha standing in the middle of the green field reminds me of beautiful Ouse Valley Railway Viaduct in Sussex, England which is Grade II listed building of the Historic Buildings and Monuments Commission for England.

那覇空港自動車道 南風原高架橋
Naha Airport Expressway Haebaru Viaduct


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沖縄でアーチの美しい高架橋と言えば、知る人も多い南風原(はえばる)高架橋です。西原町から南風原町にあるイオン南風原ショッピングセンターへ向かう下道(自動車道ではない一般道路)から圧巻のアーチを見る事が出来ます。

伊波の高架橋がどっしりと貫禄があるのに対して、南風原高架橋の見た目はすっきりスレンダーで、私が特に気に入っている部分は西原JCT近くの高架橋が2段に分かれている場所です。

設計を行った千代田コンサルタント九州支店の南風原高架橋についての説明によると、「橋梁形式の選定にあたっては、…(中略)… グスクや石造りアーチ橋に見られる曲線の優美さを連続的に配置したRC連続アーチ橋形式を選定しました」との事で、全長828mの橋は21のアーチで支えられています。

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確かに、中城城址や座喜味城址で見られる沖縄の城(グスク)のアーチ型の城門や、首里城近くにある弁財天堂の天女橋のような、かつて沖縄各地の川や池の中島にかけられた石矼(いしばし)、そして民家のワーフール(豚便所)にいたるまで、石造りアーチは古来、沖縄の生活や文化に浸透してきた建築のデザインで、景色の中にしっくりと馴染みます。南風原高架橋はそのデザインの美しさから「土木学会デザイン賞2002 優秀賞」を受賞しています。

ちなみに、南風原や伊波の高架橋の美しさが際立っているのは、周りに広がる自然の緑との調和が大きなポイントで、仮に高架橋の周りがコンクリートの住宅街や高層ビルであれば、橋の魅力は半減していたのではないでしょうか。

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Another beautiful viaduct is a part of Naha Airport Expressway. The Haebaru Viaduct is 828 meter long arch bridge with 21 arches. You can see the arches from the road runs along Haebaru Dam. Haebaru Viaduct won Civil Engineering Design Prize 2002, JSCE for its design which blends in with surrounding natural environment.

恩納村の仲泊大橋とツマサ橋
Nakadomari-Ohashi Bridge and Tsumasa Bridge in Onna Village



国道58号線を、おんなの駅「なかゆくい市場」から北向けに進むと坂道の頂上付近に架かるのが「仲泊大橋」で、橋の上からはエメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く東シナ海を一望する事が出来る絶景ポイントです。そして58号線を仲泊大橋の手前で左側車線から下り、石川方面へ向かって県道73号線へ繋いでいるのが「ツマサ橋」です。

ここは夕方、犬と散歩で時々通るのですが、仲泊大橋とツマサ橋の間にある、集落へ続く階段から見る二つの橋の景色が好きです。

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石川向けに右下へ流れるように延びる道とその上に交差して名護向けに、やや左側へカーブして延びる仲泊大橋の曲線、そしてこの無機質なコンクリートと鉄骨の景色が、夕暮れ時、オレンジ色の街路灯が灯ると温かみのあるノスタルジックな景色に変わります。真っ暗な海辺で皆で囲んだキャンプファイヤーや、子供の頃、台風で停電になった家の中で灯したロウソクの明かりのような懐かしさです。

最近は省エネの為だとは思いますが、目玉に刺さるようにまぶしくて冷たい印象の白色LEDの街路灯が増えて少し残念に思っていたのですが、つい先日、人にやさしく虫もよせつけにくい、みかん色の低誘虫LED照明、その名も「美観灯(みかんとう)」をラジオで紹介していました。夕焼け色の美観灯が沖縄でも普及する事を願います。

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Nakadomari-Ohashi bridge and Tsumasa bridge are located where route 58 and route 73 in Nakadomari, Onna cross. Tsumasa bridge stretching to lower right direction towards Ishikawa and Nakadomari-Ohashi bridge cross over it running slightly towards left. The concrete and steel frame bridges look very cold, however, at sunset when the orange street lights turn on, the scenery becomes something warm and nostalgic.

彼らの後ろに道はできる
Men at Work


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いつもとは違う視点に立って見ると、毎日何気なく通っている何の変哲もない道が見せる、まるで素晴らしい芸術作品のような一面に驚かされます。

私たちの生活を便利にする道、島中をドライブして周れる道(時より、なぜ?と思う場所に道路があったりしますが・・・)、景色に溶け込んだ美しい道。そしてそこには、その道を実際に造る人々がいます。真夏の炎天下、ユラユラと陽炎の立ち昇る灼熱地獄のアスファルトの上や、真冬の強風で体感温度が零度になる中、投光器の下で夜通し現場で働いて沖縄の道を造って来た人達に感謝します! 

Our lives became easier and much more convenient because many places around the island are connected by the roads. There are people actually building the roads during hot summer days under the burning sun and on the sizzling hot asphalt, or at the middle of the night during the winter when the temperature drops to zero degree Celsius with wind chill factor. I would like to thank all these people who work hard to make our lives easier and better!

posted by Misa Alta at 12:12| 沖縄 ☁| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月24日

帰って来たパン屋さん!恩納村冨着のCAFE Swell  CAFE Swell in Fuchaku, Onna Village, Okinawa

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4、5年ほど前(だったと思う)、恩納村冨着にあるモアイ像が目印の「ステーキハウスjam(ジャム)」の裏手にあったお気に入りのカフェが閉店してとても残念でした。カフェのある場所と店の雰囲気がとても素敵で、閉店後はどうなってしまうのかと心配していました。

ところが、2019年1月、同じ場所に新しいカフェの看板と「近日オープン」の文字を発見。それも、何と朝7時からの営業。2月24日の県民投票の日、朝一で投票を済ませた後、ドキドキしながら早速カフェへ向かいました。

There used to be a very nice cafe with bakery in Fuchaku, Onna. I loved the calm atmosphere of the place, so I was very sad when they closed the business about 4 or 5 years ago. However, in January 2019, the cafe came back with a new name with same great atmosphere!

パン屋さんのカフェの復活
Back in Town!


恩納村前兼久〜冨着の間はホテルや観光客相手の飲食店が立ち並ぶ、沖縄で有名なリゾート地の一つで、ここ数年、観光シーズンになるとメインストリートの58号線は国内外からの観光客やレンタカーの往来が増え、賑やかなエリアになりました。地域が賑やかになる反面、やんばる色が薄くなって行く中、1月にオープンしたCAFE Swell(カフェ スウェル)は以前のカフェのままの雰囲気で、賑やかなリゾート地の中にありながら、のんびりとした時間が流れています。

ステーキハウスJamの入口右手奥へ伸びる小道をダイビングショップの横を抜けてヤドカリ・カニ・カタツムリの横断に注意しながらたどって行きます。

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敷地内の小さな池に流れる水音が心地いい、バリ島のロスメン(安宿)へ続いていそうな小道の両脇には、りっぱな「ヒゲ」を伸ばしたガジュマルやヤシ、オオタニワタリ、シダが生い茂り、このエリアに残された最後の「やんばる」が味わえます。

たどり着いたカフェは周りを緑の木々に囲まれた以前のままのたたずまいです。東南アジアやハワイを思わせる高床式の建物で、以前は犬小屋が並んでいた店の前の広いテラスの下は、今は数匹の猫の住処になっています。

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カフェと言っても、パン屋さんのカフェ、という場所だったのですが、Swellは店の内装もほとんど変わらず、以前のように自家製パンを販売しています。

ハワイ風の雑貨がディスプレイされた温かみのある木造の店内は、腰みの(ラフィア・フラと言うらしい)や壁いっぱいの巨大なカジキ、パンのショーケースの設置されたカウンター、赤ちゃん連れにも嬉しい畳敷きの囲いのあるスペースがあります。

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テラスへ続く大きな掃き出し窓の横のテーブル席からはのんびりと表に広がる緑が眺められ、BGMには心地いいボサノバが流れています。

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CAFE Swell opened in January 2019 is located behind Steak House jam where Moai statue stands right in front of the restaurant. Follow the small path on the right side of jam. There are Bayan tree with its long "beard", palm tree, and other tropical plants in the garden. At the end of the path, you will see the cafe in lush greenery. The place is very calm and peaceful. Inside of the cafe, there are some Hawaiian straw skirts, huge Marlin, and etc. displayed, and you can enjoy beautiful Yanbaru forest like garden from a big window next to the table. The cafe is also bakery and they have about 10 different kinds of baked goods inside the showcase on the counter.


鉄板のフレンチトースト!
Home Made French Toast



朝7時過ぎ、客は私一人です。カウンターの向こうのウォーリー似(ロボットではなくボーダーシャツのほう)の男性が爽やかな笑顔で迎えてくれます。フレンチトースト(¥700)を注文して席へ着きます。この日はオープンしてまだ間もなく、朝7時にやってくる客はあまりいないと言います。店には申し訳ないのですが、個人的には貸し切り気分で最高です。

フレンチトーストには、目玉焼き、ベーコン、ウィンナー、大盛のサラダとドリンクが付いています。自家製のサラダドレッシングはさっぱりとした酸っぱさのシークワサーマヨネーズと、ガーリックと玉ねぎがたっぷり入った和風ドレッシングの2種類がありますが、どちらも美味しいので半分づつかけて食べます。フレンチトーストは厚さが3センチ程で、中までしっとり卵がしみ込んだ、もちろん自家製の食パンです。

CAFE Swellはjamの系列の店で、カフェ入口の左手奥には夜はjamの貸し切り用として使用している、中央にステーキの鉄板が備え付けられたカウンターのある12名収容の小部屋があり、フレンチトーストはこの鉄板の上で焼かれます。

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カフェのメニューにはその他にもロブスター&シュリンプ、B.L.T.、リブステーキ、ベジタリアンにもうれしい野菜、などのグリルサンドイッチがあります。

I ordered French toast (¥700) and it comes with an egg, sausages, strips of bacon, a bowl of salad with homemade dressing, and drink. They also have grilled sandwiches such as; Lobster & Shrimp, B.L.T., Rib steak, Fish, Vegetable and etc..

焼きたてパン!
Just Baked!


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ボリュームのある朝食だったので、日を改めてパンを食べにカフェへ行く事にしました。

パンは朝10:30頃にカウンターに並び始めます。Swellで焼くパンのほとんどは国産小麦粉を使用して作られていて、この日最初に焼きあがったオリーブとチーズの入った葉っぱの形をした「フーガス」とカフェラテを注文します。こんがりとした焼き色に仕上がったフ―ガスは外は固めで中はモチモチのパンで、甘くないので小腹が空いた時の軽食にピッタリです。運ばれてきたカフェラテの泡の上を細かいラインと中央のハートが見事なラテアートが飾ります!

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カフェで出しているコーヒーは、エスプレッソ用の深煎りとドリップ用のエチオピア産、どちらも地元では有名な恩納村山田の「サンスイ珈琲」の豆を使用しているそうです。

外の緑を眺めながらパンとコーヒーを楽しんでいると、カウンターに焼きたてのパンが運ばれてきました。Swellの人気商品の一つ「まんまるチーズ」を追加注文します。まんまるチーズは太鼓の様な形をしていて、中にはゴーダチーズが入っています。生地はほんのり甘くモチモチで、チーズのしょっぱさと甘さが程よくマッチしています。

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Breads are ready around 10:30 in the morning. At Swell, they use domestic flour for most of the breads. All of them look delicious, but I chose Fougasse with cheese and olives inside, and Swell's popular bread "Man-maru cheese" (round cheese) with gouda cheese inside. Both of them are delicious and tast even better with cafe latte with beautiful latte art on top of it! The coffee beans are locally roasted at Sansui Coffee in Yamada, Onna Village.


Swellの店長さん
He's the Chef, Father, and Baker



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ウォーリー似の男性は、CAFE Swellの店長兼jam沖縄店主任の比知屋政樹(ひちや まさき)さんです。比知屋さんはjamで働き始めて今年で14年目になるそうで、夜はjamで鉄板焼きのシェフとしても腕を振るっています。さすが鉄板の前でフレンチトーストを焼く手さばきがさまになっています。とても話しやすい気さくな人で、テラス席は犬もOKと教えてくれました。

Swellのネーミングの由来は「オーナーがサーフィン好きだから」で、比知屋さん自身もサーフィンをするそうですが、最近はもっぱら釣りに行くことが多いそうです。

カフェ内の赤ちゃんスペースは、3歳と1歳の子供の父親でもある比知屋さんの希望で、カフェを再オープンする際に設けられたそうです。凝り性の比知屋さんは、パン作りに興味を持ち始めると、日本中のベーカリーを食べ歩きをしながらパン作りを独学で習得するほどで、現在のベーカリースタッフが産休に入る今年夏頃、カフェで販売するパン作りも行う予定です(もともとjamで出している付け合わせのパンはシェフの手作り)。

The man greeted me is Mr. Masaki Hichiya, a manager of CAFE Swell and also Chief of Steak House jam (Swell and jam are owned by the same owner). He is a teppanyaki chef of jam at night, and makes French toast on teppan in the room next to the cafe which is used as jam's private party room at night. There is a fenced area with tatami mats on the floor at the corner of the cafe and people with small child can come and relax as well. Creating the "baby's corner" was an idea of Mr. Hichiya, who is father to 3 year old girl and 1 year old boy. Mr. Hichiya told me that the cafe's baker was going to be on the maternity leave in this summer, and he would bake breads for Swell during her absence!

ファミリービジネス
Family Business


表の緑の木々の間から鳥のさえずりが聞こえ、その中を一匹のモンキチョウがヒラヒラと飛んでいます。向かいの建物からバットを抱えた女性がカフェの方へやって来ました。ベーカリースタッフのこの女性は現在1人で約10種類のパンを焼いているそうです。

なんと女性の妹さんが比知屋さんの奥さんで妹さんからベーカリースタッフの事を聞き、Swellで働くことになったそうで、自身の旦那さんもjamで働いているそうです。そしてそれだけではなく、現オーナーの奥さんは一代目オーナーの娘さんだという事で、jamは皆が繋がっている一つの大きな家族のようです。jamの本社は愛知県にあり、年に一回、沖縄のスタッフが愛知へ行ったり、愛知のスタッフが沖縄へ来たりするそうで、「研修ですか?」の問に「旅行です」の答え。これはもう社員旅行ではなく家族旅行です。

jam一家が切り盛りする、家族連れにも優しいCAFE Swell。58号線沿い、jamのモアイ像のある広々とした駐車場と朝7時からイートインができる嬉しいカフェは、やんばるへドライブへ行く途中の朝食やランチ、コーヒーブレイクにもピッタリなリゾート地の中のオアシスです!

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The baker of Swell happen to be Mr. Hichiya's wife's sister. And the wife's sister's husband also works for jam. And also, current owner's wife is previous owner's daughter! jam family's new cafe is great place for many families. There is a big parking lot in front of jam restaurant, so stop by for early morning breakfast, brunch, or coffee break on the way to or back from Yanbaru road trip!

CAFE Swell (カフェ スウェル)
住所:沖縄県国頭郡恩納村字冨着1518 
電話:090-1943−6334 
インスタグラム: @cafeswell  

CAFE Swell
Address: 1518 Fuchaku, Onna, Kunigami, Okinawa
Phone Number: 090-1943-6334
Instagram: @cafeswell


posted by Misa Alta at 10:03| 沖縄 ☔| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする