2017年05月03日

うりずんの風を受けて鯉のぼり泳ぐ比謝川を楽しむ!The Hija River in Kadena Town, Okinawa


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「嘉手納」と聞くと、町の約8割の面積を占める米空軍基地カデナ飛行場を思い浮かべる人も多いと思いますが、嘉手納町には気軽に自然と触れ合うことができる素敵な場所もあります。

嘉手納町と読谷村の堺を流れる比謝川は、沖縄本島最大の流域面積を誇る河川で、河口から上流の屋良城跡公園までのおよそ3キロの川沿いの道は、色々な植物や生き物を観察する事ができるおすすめの散策コースです!

Hija River runs between Kadena Town and Yomitan Village which located on the west coast of Okinawa Island. During Japanese "Golden Week", a school of carp-shaped streamer appears over the Hija River and it is a quit sight to see. There is a nice promenade along the river and you can enjoy walking to the Yara Joseki Park located about 3 km above the mouth of the river.

比謝川の空を元気に泳ぐ鯉のぼり
"Koinobori" Streamer


毎年ゴールデンウィークの頃、沖縄各地で鯉のぼりが元気良く泳ぐ姿を目にしますが、比謝川にも鯉のぼりの大群が押し寄せます。「うりずん」と呼ばれる初夏の風を受けて鯉のぼりが空を泳ぐ姿は本当に清々しい光景です。

平日の午前中に比謝川のほとりへ行くと、釣りを楽しむ人や鯉のぼりの写真を撮っている人たち数人の姿があります。向かいから保育園児らしきグループも可愛らしい列を作ってやって来て、鯉のぼりの真下まで来ると、先生と一緒に「いーち、にー、さーん、・・・」と鯉のぼりの数を数え始めます。

ここでは毎年、「比謝川鯉のぼりフェスタ」も行われていて、2017年の第23回目のフェスタは4月30日(日)に開催されました。今年は行けませんでしたが、数年前に行った時には、数店の出店やステージショーがある、ほのぼのとした祭りでした。比謝川護岸は元気な鯉のぼりをバックに、地元の子供達が書いた絵で彩られている楽しい空間です。

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Koinobori is a carp-shaped streamer which usually put up in front of a house to celebrate Children's Day on the 5th of May. Kadena Town decorates the Hija River with many koinobori every year during the Golden Week which starts from the end of April until usually the end of the first week of May.

蘇生した比謝川と遊歩道
Promenade along the Hija River


護岸沿いを上流へ向かって歩いて行くと、嘉手納漁港があります。漁港の方へ道を左折して住宅街を抜けた先に、比謝川緑地と遊歩道が整備されています。

部活動を引退した高校3年の夏休みに、もらってきた自転車でサイクリングをしに北部へ行くのが好きでした。何度かこの遊歩道を通り抜けた事がありますが、歩いて通るのは初めてです。歩いてみると、自転車で通り過ぎた時には気づかなかった発見が色々あります。

川沿いの崖には窪みや穴があり様々な植物で覆われています。川の中には汽水域に育つ数種類のマングローブが生えていて、大小の魚が泳ぎまわり、岸辺には沢山のカニの穴があいています。そして遊歩道はノコギリガザミにミナミトビハゼなど、色々な生き物の絵で飾られています。

赤いアーチの比謝大橋の下を通って上流へ向かって歩いていると、カヤックがゆったりと川を上って行くのが見えます。

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私が高校生の頃(何十年も前)の比謝川は、川沿いの景色は素晴らしかったのですが、お世辞にも綺麗とは言えない川で、ましてや、カヤックに乗ってその中を進むなんて考えられない程、汚染されていました。しかし今では、植物が生い茂り、色々な生き物が暮らす水辺が復活し、漁港近くにはカヤックツアーを行っている数軒のショップが並ぶまでになりました。 これも、地域や色々な人々による地道な清掃活動や長年の努力の賜物です!

From where Koinobori are at, keep walking along the seawall towards upper river and turn left at the fisherman's port. After passing a small housing area, you will find a promenade stretches by the Hija River. A couple of decades ago, the river was far from "nice area to stroll around". It seemed like people dumped everything unwanted in the river. However, with many people's efforts, the Hija River revived and now, there are many people come kayaking on the river to enjoy the nature around it.

商業の中心地として栄えた比謝橋周辺
The Hija Bridge


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気持ちのいい天気に恵まれたこの日、ベビーカーを押しながら散歩をする外国人女性、犬を連れて歩く女性、友達と一緒にウォーキングをする年配の男性達とすれ違います。しばらく行くと、遊歩道は途中で途切れて住宅街に出て国道58号線が現れますが、横断歩道を渡って比謝橋の向こう側へ行くと、川沿いに遊歩道が続きます。橋の脇には戦前の比謝橋の写真や橋についての説明文があります。

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それによると、比謝橋は以前は木造の為、たびたび修理が必要だったらしく、1716年〜1717年に石橋へ改良されたそうです(その名残か、読谷村側には「比謝矼(ひじゃばし)」という地名があります)。そして、完成した五連続アーチ式の石橋の近くまで山原船(やんばるせん)と呼ばれる本島中南部と北部を結ぶ交易船が出入りをして、商業地として繁栄していたそうです。

風光明媚な比謝川周辺は、「沖縄邪馬渓(やばけい)」と呼ばれる史跡名勝地として沖縄八景の一つにも指定されていたそうです。残念な事に、比謝川の石橋は1953年に米軍の1号線(現、国道58号線)拡張工事のために取り壊されたそうです。説明文の隣に、石橋の模型も展示されているのですが、無くなってしまったのが惜しい、美しい橋です。

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After some walk, the promenade ends and you will come out to another housing area close to the Route 58. If you cross the 58 and go to the other side, the promenade continues to upper river. Right next to the Hija Bridge, there is a picture of old Hija Bridge that was taken before the Battle of Okinawa. According to the explanation below the picture, the bridge was reconstructed from wood to stone between 1716 - 1717. There is also a small model of the stone bridge and you can imagine how beautiful the scenery must have been. Unfortunately, the bridge was destroyed in 1953 during a military road construction.

涼し気な水辺空間、屋良城跡公園
Yara Joseki Park


比謝橋と嘉手納町民俗資料室の間に比謝川上流へ続く遊歩道の入口があります。橋からみる比謝川上流は河口付近とは少し違った趣があります。

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比謝川周辺は沖縄県の鳥獣保護区、特別保護地区に指定されている、自然豊かな場所です。水の中の獲物を狙ってじっとしているサギや、岸に引っかかった流木の上で日光浴をしている亀も数匹います(これは外来生物?)。 対岸にはバナナの畑があり、小規模ながらもアマゾン川に負けず劣らずのジャングルぶりです。

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しばらく歩くと、小さな池がある屋良城跡公園へたどり着きます。ここは14世紀半ば頃まで大川按司の居城があった場所で、「大川城」とも呼ばれるそうです。公園内にはテーブルとイスが設置されていて、高台には展望台もあります。

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公園中央の池は人口の池だそうですが、すぐ隣には嘉手納ヌール(祝女)が所有していた事が名前の由来となった町指定史跡の「ヌールガ―」という井泉があり、ここから水が池へ流れ込んでいるようです。

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池が緑の藻に覆われていて、中央の島へ渡った時に、地面の延長だと思った(らしい)犬が、そのまま歩き続けて池へ落っこちてしまいました。一瞬なにが起こったのか分からない、という表情で陸に上がろうと、何度か藻の上へ飛び上がっては水へ落ち、を繰り返して戻って来ました。小さな子供連れの人は、くれぐれも気を付けましょう。

犬が落ちた所から池の中が見えます。意外にも透き通って綺麗な水です。

公園の脇を流れる比謝川は、この先、蛇行しながら基地内や沖縄市内を通って水源地の沖縄市胡屋へ続いているそうです。

The promenade continues along the river, and around the river becomes more jungle than near the river mouth. After a while, you will reach to Yara Joseki Park with a small pond in the middle. The pond was covered with alga and my dog, which probably thought it was part of land, walked right into the water. If you are with small children, be very careful!

屋良城跡公園
住所: 沖縄県嘉手納町字屋良656番地

Yara Joseki Park
Address: 656 Yara, Kadena Town, Okinawa


ラベル:自然 文化・芸能
posted by Misa Alta at 11:13| 沖縄 ☔| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

生命の息吹を感じる普久川滝トレッキング Trekking to the Fukugawa Falls in Nago City, Okinawa

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~普久川滝を訪れる際のお願いと注意事項~
Important Notice

普久川滝を訪れる前に必ず以下のサイトを確認してください。
Please check website below prior to visiting Fukugawa Falls.

【真喜屋の滝(普久川滝)】を訪れる際に〜皆様へのお願い〜 fukugawa taki River &FALLS

川・滝を訪れる際は、地元住民や周辺環境に十分配慮しましょう。
Please be respectful of the people live/work in the area, and the environment.
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以前、大宜見村の「がじまんろー」(2016年12月22のブログ記事)を教えてくれた知人が「真喜屋に滝がある」と言っていました。名護市真喜屋には何度か行った事がありますが、滝の存在を知りませんでした。朝から天気に恵まれたこの日、早速その滝を探しに真喜屋へ向かいました。

My acquaintance once told me there was a waterfall in Makiya in Nago City. Now winter is over and time to go find the waterfall!

真喜屋から普久川を目指す
Heading to Fukugawa River


グーグルマップで真喜屋の滝を探すと、マップには「普久川滝(ふくがわだき)」と表示されています。
国道58号線を北上し、名護市真喜屋へ向かいます。真喜屋地区は羽地内海に浮かぶ屋我地島への入口のちょうど反対側の山のふもとに広がる集落です。

普久川滝の入口へは、真喜屋大川沿いの道を山手に向かって入って行くと分かりやすいと思います。川沿いの道を突き当りまで進み、真喜屋ダム前にある小さな公園の前を左折して高台へ登って行きます。しばら進み、2つの小さな祠のような「カー」(沖縄の方言で川や井泉の意味)と、隣にある「上之御嶽遺跡(うぃぬうたきいせき)」の鳥居がある道へ右折します。比較的広くて通りやすい道です。ここから約3kmほど進むと、普久川へ到着です。

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上之御嶽遺跡の鳥居
The torii gate


According to Google Maps, the waterfall is marked as "Fukugawa Falls". Taking Route 58 to Makiya area in Nago City. Makiya is located across from the entrance to Yagaji Island in Haneji Inland Sea. To go to Fukugawa River, it is easier to take a street parallel to the Makiya River to the east, and then turn left at the end of the street. Keep driving for a little while, and then you will see a street with, looks like, small shrines at the corner. Take right turn to go up the hill. You are on the right track if you pass the torii gate on your left. It is about 3 km to the entrance of the trail to the Fukugawa River from there.

生命が溢れるやんばるの森 
In the Jungle of Yambaru


ナビに「目的地に到着」と告げられた場所に車を止めます。特に普久川や滝への案内標識も出ていなくて、少し戸惑いますが、鎖で封鎖され、「造林作業用以外の車両の通行をお断りします。」と書かれた看板の出ている林道へ入ってみました。

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前日の大雨で、森中がみずみずしく輝いています。本当にこの道で合っているのか不安に感じながらも、歩いていると周りの緑に癒されます。

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森の中は独特の匂いがします。私は「やんばるの匂い」と呼んでいるのですが、これは「フィトンチッド(Phytoncide)」という樹木などが発散する化学物質で、「植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質」(ウィキペディア)だそうです。多くの日本人に馴染み深いのは、マツやヒノキなどから発散されているフィトンチッドで、森林の中でヒトをリラックスさせる成分として知られています。

ヒカゲヘゴやシダの生い茂る亜熱帯の植物の間を進んで行くと、道の上に、あずき色をした不思議な形の花が沢山落ちています。見上げると、イルカンダが高い木の上で花を咲かせています。

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イルカンダ Mucuna macrocarpa

実物が咲いているところを初めて見たので感動です! その他にも、風が吹くとヒラヒラと降ってくる小さな花もあります。後で調べてみると、センダンのようです。

木々の向こうから、春を告げるウグイスや他の鳥の声も聞こえてきて、シジュウカラの姿もあります。歩いている間、頭上高くブンブンと羽音が聞こえてきます。よく見てみると、ハチが木の花の蜜を集めているようです。春のやんばるの森は生命で満ち溢れています!

There are a chained gate and old sign at the entrance of the trail to the Fukugawa River. Please do not park your car in front of the gate. From there, you will be walking through jungle of Yambaru (or Yanbaru). Yambaru is a name describes the northern part of Okinawa Island where abounds with unique plants and creatures. In 2016, Some areas of Yambaru were designated as "Yambaru National Park". The aroma in the jungle which I call "Aroma of Yambaru" is a chemical substance called "Phytoncide" released by plants, and it is disinfectant. In Japan, it is widely known that smelling the phytoncides of hinoki and cedar trees relaxes human beings. While trekking in the jungle, you may find interesting flowers, plants, birds, and bugs. Yambaru is full of lives!

沈下橋を渡る Around Ford-Bridge

次第に植物に覆われて道幅も狭くなっていきます。

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道を間違えたかな?と思い始めた頃、水の音が聞こえてきました。進んで行くと、音がだんだんと大きくなってきて、目の前に現れたのは、滝、ではなく、沈下橋です!

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人工的に作られているのに、周囲の景色に違和感なく溶け込んでいます。橋の周辺には美しいやんばるの水辺の景色が広がります。

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太陽が木々の間から射してきて、光の中を5〜6匹の蝶々が飛び回っています。時折、数匹が水で濡れた橋の上にピタリと止まって、美しい模様を見せてくれます。

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イシガケチョウ Cyrestis thyodamas


この楽園の様な景色をしばらく堪能して、誰かが置いた飛び石の上をつたって川の向こう側へ続く道へ進みます。道幅はさらに狭くなって、時折、前を進む犬が止まっては聞き耳をたて、物音に警戒します。

The trail gets narrower and narrower as you keep walking. And then, you will soon hear sound of water ahead of you. When you get to the source of the sound, you will find river and ford-bridge. Sun shines between the trees and many butterflies fly around the ford chasing one another. It is such an amazing view!

川沿いの遊歩道 Trail Along the River

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林道というよりも、ほぼジャングルの中の獣道のような道を警戒しながら進んで行くと、突然、目の前に古ぼけた案内板が現れて、拍子抜けします。

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「多野岳生活環境保全林総合案内板」によると、この一帯は数年前に取り壊された、多野岳頂上にあった「いこいの村おきなわ」周辺の保安林として遊歩道などが整備された区域との事です。この案内板のある場所は、以前は駐車場だったらしいのですが、どこから車が入って来ていたのか想像できないほど、一帯には植物が生い茂っています。

遊歩道へ入ると、コンクリート製の橋や瓦ぶきの休憩所があります。

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「滝へ」の標識の周りに、草丈30cmほどの巨大化したオオバコのような植物が生えています。可愛らしい白い花を付けた「キンギンソウ」というランの仲間です。

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キンギンソウ Goodyera procera


川沿いの遊歩道には、竹が生えていたり、倒木が天然の橋になっていたり、と絵になる景色が続きます。

川の周辺の岩がだんだんと大きくなってきました。そして最後に階段を登ると、ついに普久川滝が姿を現します!

After crossing the ford, the trail gets almost completely covered with the plants. You will pass by an old map of the area and sign says "滝へ(To the Fall)", and the trail continues along the river. When you go up the steps at the end of the trail, Fukugawa Fall appears in front of you!

普久川滝で癒される The Fukugawa Fall

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普久川滝は「ふんがーだき」や「ふくがーだき」、または「真喜屋の滝」などと呼ばれているようです。「滝」というと力強く男性的なイメージがあるのですが、普久川滝は繊細で女性的な美しさがあります。

滝の水は10数メートルほどの高さから、黒い岩肌を滑って白い筋になって流れ落ちてきます。滝つぼの周りは小さな池になっていて、周囲はヘゴや葉先が赤みがかったシダで覆われています。

犬は喜んで水の中へ入りますが、水が冷たいらしく、すぐに上がってきます。まだ春先で水遊びには早いのですが、暑い夏に涼を得るには格好の場所です。川の中の岩をつたって、反対側へ渡ってみます。

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風が吹くとヒラヒラと降ってくるセンダンの花 
Flowers of Melia azedarach


緑に苔むした岩や、その上に落ちるセンダンの小さな花など、全てが美しく本当に気持ちのいい場所です。靴を脱いで水に入ってみましたが、やはり冷たかったので、岩の上に座ってマイナスイオンとフィトンチッドをたっぷりと浴びました。

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Around the Fukugawa Fall is beautiful and peaceful. The area is surrounded by tropical vegetation, fern and moss. The water was little too cold for me still, but this will be a perfect place to spend time during hot summer days of Okinawa!



posted by Misa Alta at 18:57| 沖縄 ☁| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日

田芋天国!「田芋工房きん田」と「カフェレストラン長楽」 "Kinta" & "Choraku" in Kin Town, Okinawa


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国道329号線沿いにある「田芋工房きん田 金武店」 Taimo Shop Kinta on Route 329 in Kin


沖縄料理に使われるおなじみの食材の一つに、水田で栽培される田芋(タイモ)があります。タロイモやサトイモの仲間で、親芋に、子芋、孫芋がなるので、子孫繁栄を願う縁起のいい正月や祝い事の料理として親しまれてきました。そして数多くある食べ物の中でもトップ10に入る、私の大好物の一つです。

私が育った宜野湾市では「ターム―」と呼ばれていて、よく、隣に住んでいた大家さんが自分の田んぼで採れたターム―を蒸して、おすそ分けしてくれました。母親が作る唐揚げにして砂糖醬油をからめたタームーはおやつの定番で大好きだったのですが、今になって思えば本当に贅沢でした。

金武町金武に本店を置く、田芋スイーツ専門店の「田芋工房 きん田」と、田芋料理を出している「カフェレストラン長楽」はタームーを思い存分堪能できる、タームージョーグー(田芋好き)にとっては夢のような場所です!

"Taimo" is a corm grows in a paddy field, and in Japan, cultivated mostly in Okinawa. Its literal translation is a Paddy Field Potato. Taimo is family of Taro, and considered as a good luck food which brings prosperity into a family because it bears child potato and grand-child potato around parent(main) potato. In Okinawa, taimo is prepared as food for a celebration such as New Year and other festivity. At Taimo Shop "Kinta" and "Cafe Restaurant Choraku", you can enjoy all kinds of traditional and newly innovated taimo sweets and cuisine.

めでたい、紅白の田芋まんじゅう
Taimo Manju


田芋工房きん田は、金武町産の田芋を使った田芋スイーツ専門店として、2009年11月に金武町金武の国道329号線沿いに開店しました。「田芋まんじゅう」は、縁起物のタームーのあんが入っている紅白まんじゅうです。まんじゅうの皮はもちもちのパン、という感じで甘さはありません。あんは、タームー独特の灰色がかった紫色で、トロッとしていて甘く仕上がっています。

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一つ目のまんじゅうは常温で食べてみました。皮が甘くないので、中の甘いあんとちょうどいいバランスです。二つ目は、ラップで包んでレンジで温めました(これは、店内におすすめの食べ方として紹介されています)。すると、中のあんから、蒸したてのターム―のいい匂いがして、常温で食べる数倍のおいしさです! 

ちなみに、ターム―は子孫繁栄の象徴というだけではなく、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンC、といった栄養分も豊富な食べ物だそうです。

Manju is traditional Japanese sweets which is a bun with, usually, a bean-jam filling. At Kinta, you can get manju with sweet taimo filling. As recommended by the shop, it is more tasty if you warm it up in microwave before you eat. Taimo is not only seen as a good luck bringer, but also rich sauce of nutrients such as potassium, calcium, iron, vitamin A, vitamin C and etc.

なめらかで繊細な田芋チーズケーキ
Taimo Cheesecake


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田芋チーズケーキは、濃厚なのにさっぱりとしています。中に入っているタームーも、なめらかで、繊細な舌触りに仕上げられています。タームーの匂いや味はそれほど感じられませんが、とても美味しいチーズケーキです。

Taimo Cheesecake tastes very rich, yet not too heavy. Taimo inside the cake is also very smooth and I could not taste taimo so much. It is very tasty cheesecake!

ねっとり、サクサクの田芋パイ
Taimo Pie


田芋パイは、今回購入した田芋スイーツの中で一番のお気に入りです。タームーが好きなので、よく小さな袋状の田芋パイをスーパーや道の駅などで買うのですが、きん田の田芋パイはホールパイです。そして、3つのスイーツの中で、一番タームーの味が生かされています。

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中のタームーは繊維も残ったタームーそのもので、味はさっぱりとしています。タームー特有のねっとりとした素材感はそのままで、香ばしくてサクサクのパイ生地とのバランスは絶妙です!

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嬉しい事に、田芋チーズケーキと田芋パイは切り売りもしているので、どちらか選べない人は、どちらも一切れづつ購入する事も可能です。そして、きん田のスイーツは、金武店の他に、金武町にある「カフェレストラン長楽」、那覇市にある「きん田 新都心店」でも販売されています。

Among three kinds of sweets I bought at Kinta, I love Taimo Pie the most. Taimo inside the pie tasted almost like actual taimo and not too sweet. The dough is crispy and very tasty! Taimo Cheesecake and Taimo Pie are sold as whole or by slices. You can get those taimo sweets at Taimo Shop Kinta in Kin, Café Restaurant Choraku, or Taimo Shop Kinta in Naha Shintoshin.

カフェレストラン長楽
Café Restaurant Choraku


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カフェレストラン長楽は、田芋工房きん田や、3月上旬に見学した金武鍾乳洞「龍の蔵」(2017年3月3日のブログ記事)を展開する「有限会社インターリンク沖縄」の経営するレストランです。田芋料理を始めとして、龍の蔵で熟成させた「豆腐よう」のパスタ(数量限定)やステーキ、手作りハンバーグ、タコライス、幕の内、てびち定食、その他豊富なメニューで田芋料理に興味がない人も食事を楽しめます。

長楽では食事の他に、きん田のスイーツや豆腐よう、黒麹もろみ酢の持ち帰り商品の販売も行っています。

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店内からは、目の前に広がる金武湾、その向こうの勝連半島や平安座(へんざ)島、宮城島が一望できる最高のロケーションです。

Café Restaurant Choraku is ran by Inter Link Okinawa Co., Ltd. which also runs Kinta and Kin Limestone Cave "Tatsu-no-Kura (Dragon's Cellar)" (please see 3 Mar 2017 blog). At Choraku, you can get a combination plate of different kind of taimo dishes, and also other items such as Steak, Home Made Hamburg Steak, Taco-rice, Japanese and Okinawan combination plates and etc. From Choraku, you can see a great view of Kin Bay, Katsuren Peninsula and Henza and Miyagi Islands.

タームー三昧に浸る
Taimo Plates


午後1時半 過ぎに長楽へ着いた時には、いくつかの人気メニューはすでに売り切れていました。目当ての「田芋膳」(1750円)を注文して、店内中央のカウンターへ飲み物を入れに行きます。コーヒーや紅茶のほか、長楽オリジナルティーの「龍の茶」などが揃っていて、自由におかわりをする事ができます。運ばれてきた田芋膳には、美味しそうなタームー料理が並べられています!

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「むじ」と呼ばれる芋茎(ずいき)を使った「むじ汁」、タームーに豚肉などを加えてだし汁で煮込む「どぅるわかしぃ」、「ずいきの酢味噌和え」、「ずいきの肉巻き」、どぅるわかしぃを揚げた「どぅる天」、甘く仕上げる「田楽」、私の大好物の「田いものから揚げ」、そして古代米のご飯にサラダと天然発酵クエン酸の「もろみ酢」が付いています。

この日初めてむじを食べたのですが、シャキシャキとした歯ごたえです。むじ汁には芋茎、豚肉、豆腐、タームーが入っていて食べごたえがあります。ずいきの酢味噌和えはピリっと辛子がきいていてとても美味しい一品です。

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ずいきの酢味噌和え
Muji with Sweet and Sour Miso Sauce


どぅる天は外側がカリカリでこれも美味しくいただきました。どれも素材の味が生かされていて、塩分は控えめなのに、味はしっかりと付いています。最後にとっておいた田いものから揚げを口に入れます。外側はサクサクで中はホクホクです。全部美味しかったのですが、やはり田芋のから揚げに勝るものはありません!

長楽では、食事の他に、カフェメニューの「田いもまんじゅうセット」、「田いもケーキセット」、「田いもパイセット」が520円~630円で楽しめます。

When I arrived at Choraku after 1:30pm, some of the popular items were already sold out. I ordered Taimo Combination Plate (1750 yen) and went to get tea at the counter located at the center of the restaurant. All-you-can-drink includes hot and iced coffee/tea, and their original blend tea called "Tatsu-no-cha (Dragon's Tea)". In Taimo Combination Plate, they have "Muji-jiru" which is miso soup with stems of taimo called "muji", pork, tofu, and taimo; "Duruwakashi" which is taimo and pork cooked in dashi soup; Muji with sweet and sour miso sauce on top; Muji wrapped with pork; Fried Duruwakashi called "Duru-Ten"; Sweet and sticky taimo dish called "Dingaku"; and my favorite Fried Taimo covered with sweet soy sauce. Also a bowl of rice, salad, and small glass of Moromizu (Mash Vinegar) come with the plate. At Choraku, you can also enjoy coffee (or tea) time with one of Kinta's sweets for 520-630 yen .

きん田本店/カフェレストラン長楽
住所:沖縄県金武町金武4348−15
電話&ファックス:098−968-7666

きん田 金武店
住所:沖縄県金武町金武414
電話:098−968-4330

きん田&龍の蔵 新都心店
住所:沖縄県那覇市天久1−28−31
電話:098−963-9477

Kinta (Main Shop) & Café Restaurant Choraku
Address: 4348-15 Kin, Kin Town, Okinawa
Phone & Fax: 098−968-7666

Kinta (Shop in Kin)
Address: 414 Kin, Kin Town, Okinawa
Phone: 098-968-4330

Kinta & Tatsu-no-Kura (Shop in Naha Shintoshin)
Address: 1-28-31 Ameku, Naha City, Okinawa
Phone: 098-963-9477


posted by Misa Alta at 21:15| 沖縄 ☔| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする