2017年09月01日

国頭港食堂で地元の海の幸を堪能する! FISHERMAN'S DINING in Kunigami Village, Okinawa

沖縄本島北部にある大宜見村を北上し、ヤンバルクイナ像に出迎えられて橋を渡った少し先に、国頭村浜集落の小さな漁港があります。魚の骨をモチーフにした「みなと」の文字と駐車場入口の「泳魚中」の看板が面白い「国頭港食堂(くにがみ みなと しょくどう)」。潮風を感じながら食べる新鮮な海の幸は、ここでしか味わえない地元の味です。

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FISHERMAN'S DINING "Minato", which means "port" in Japanese, is a small diner located in Hama Fisherman's Port in Kunigami Village. There, you can enjoy very fresh fish that are unloaded at ports in Kunigami Village!

本日元気に「泳魚中」!
Look for Fish Bone Sign


本島北部「やんばる」へ行く時に何度か目にした「みなと」の看板。この日、大宜味村にある「ター滝」の下流で少し犬を遊ばせた後、国道58号線を北上していると、例の「みなと」の看板と、今まで気づかなかった駐車場入口に設置された、かなりおやじギャグな「泳魚中」の看板。これは、寄って行くしかない、と駐車場へハンドルを切ります。

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ここも、テラス席なら犬もオーケーとの事。水曜日の午後1時半前だったので、ピークの時間は過ぎていると思ったのですが、クーラーの効いている店内はほぼ満席です。

「本日の定食メニュー」は850円〜1500円で、刺身や地魚のフライやバター焼き、丼もの、アラ煮など12品があります。どれも美味しそうで迷いますが「刺身三点盛と地魚フライセット(1200円)」に決めて注文します。

Driving on Route 58 towards north and right after entering Kunigami Village, you will see FISHERMAN'S DINING sign with picture of fish bone on your left. If you know Japanese Hiragana (Japanese alphabet), you can tell it is actually name of the diner "Minato" written in the design! There are 12 items offered as Today's Combination Plates and prices are between 850 - 1500 yen.

目にも美味しいおしゃれな盛り付け
Beautiful Plates


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店の外には緑が気持ちのいい芝生の広場とその向こうに広がる真っ青な海、南側には白い砂浜の海岸、北側には港の施設、そして目と鼻の先に、オクマプライベートビーチ&リゾートが見えます。

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席につくと、それ程待たされずに食事が運ばれてきました。そして思わず「おー!」と声が出ます。建物の外観からは想像もしていなかった(失礼!)おしゃれな盛り付けの定食が出てきました。

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食事を運んで来た女性店員が、「こっちがサワラで、カンパチ(と言ったと思う)、そしてマグロの刺身。フライはシイラです。」と説明してくれます。そしてサーモン以外は沖縄近海で獲れて、村内の漁港に水揚げされたもの、と教えてくれます。

新鮮なネタはもちろんの事、小料理屋にでも出てくるような素敵な盛り付けです。逆さにした枡の上に盛られたサワラ、竹の筒の上に並べられたカンパチ、ミニすだれの上に笹の様な葉っぱが敷かれ、その上に盛られたマグロ、など、お腹だけでなく、目にも満足な豪華なお膳です!

The diner looks new, but plain. I ordered combination plate of sashimi and fried fish and soon after I sat at the table outside, a waitress brought my food. "Wow!" is the word came out of my mouth when I saw the food. It was beautifully decorated. I don't want to be rude, but I did not expect anything like that coming from this plain looking diner. Other than sashimi of salmon, tuna, Spanish mackerel, greater amberjack, and mahi-mahi are all caught around coastal waters of Okinawa and unloaded at ports in Kunigami Village.

潮風を感じながら食べる
Enjoy Fresh Local Seafood


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テラス席には、心地の良い潮風が吹いています。早速、刺身をいただきます。私はそれほど魚に詳しくないのですが、どれも新鮮で美味です!シイラのフライは、白身なのでドライなのかと思いきや、衣はカリっとサクサクで、身はとても柔らかく、全くパサパサしていません。

潮風に吹かれて料理を堪能しながら、以前本土から沖縄へ遊びに来た親戚の事を思い出しました。

ビーチでバーベキューをして食べた肉とその時飲んだ泡盛が最高に美味しかった、と言って後日、沖縄から全く同じ肉と泡盛を取り寄せて、自宅のベランダで食べたけれど沖縄で食べた時と違う、と言っていました。それを聞いて思ったのは、土地の料理はそこの空気、景色、そしてそこに住む人と食べる事で一段と美味しくなる、という事でした。すなわち、国頭港食堂でやんばるの風に吹かれながら食べる料理は、ここでしか味わえない特別な地元の味なのです!

All sashimi and fried fish were delicious! I was feeling the breeze from the ocean and enjoying the meal. Food tastes much better when you eat it at where it comes from. I believe that the air, scenery, and people there are some of the important elements of delicious food.

漁業協同組合が運営する食堂
Operated by Kunigami Fisherman's Association


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先ほどの女性店員に話を聞いたところ、国頭港食堂は、国頭漁業協同組合(漁協)によって、もともと辺士名漁港で営業していたそうですが、2016年12月に浜漁港へ移転、リニューアルオープンしたそうです。

かなりの人気があるようで、普段は表のテラス席まで満席になるほどだそうです。この日は店内は満席でしたが、「かなりのんびりしている方」だと言います。

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食堂は平日と土曜の昼の部が11:30〜14:30、夜の部が17:30〜22:00(入口の張り紙には「夜の部18:00 OPEN」と書いてありますが)、日曜祝祭日は11:00〜16:00、木曜が定休日となっています。

食堂の運営は漁協の組合員とバイト生で行っているそうです。料理人の一人は漁協組合長の息子さんだそうで、あのおしゃれな盛り付けも彼のこだわりだそうです。以前は海人(うみんちゅ)として船にも乗っていたので、魚については詳しいそうです。

また、入口に張られたメニューの中に飾られた、ちょっとミスマッチな相撲の取り組みの絵は、大相撲力士「宇良関」で、国頭村宜名真(ぎなま)出身の宇良関のおじいちゃん作だそうです。

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入口にある、宇良関おじいちゃん作の宇良関の絵がほほえましい

そして、宇良関のおじさんは宜名真の海人で「多恵丸(たけいまる)」に乗るマグロ漁師だそうで、国頭港食堂にも、多恵丸のマグロが並ぶこともあるそうです。多くの恵を運ぶ船からもたらされる海の幸。体にも心にもいい事間違いなしです!

FISHERMAN'S DINING is actually operated by Kunigami Fisherman's Association. The diner is very popular according to the waitress who brought meal and she said, usually, the place got packed even tables outside. The diner is open Monday - Saturday from 11:30 - 14:30 for lunch time and 17:30 - 22:00 for dinner time; Sunday and holiday between 11:00 - 16:00; closed on Thursday.

国頭港食堂  
住所:沖縄県国頭郡国頭村字浜477−1 
電話:0980-50-1660
ファックス:0980-50-1661   

FISHERMAN'S DINING (Minato) 
Address: 477-1 Hama, Kunigami Village, Okinawa
Phone: 0980-50-1660
FAX: 0980-50-1661



ラベル:食事 やんばる
posted by Misa Alta at 10:01| 沖縄 ☁| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月19日

たこめし、ぜんざい、ヤギとお散歩。浜比嘉島での夏休み Hamahiga Island in Uruma City, Okinawa

うるま市屋慶名(やけな)と平安座島(へんざじま)を結ぶ海中道路を通った事のある人は目にした事があると思う「たこめし」の看板。ずっと気になっていたその正体を確認するために、浜比嘉島(はまひがじま)へ向かいました。1997年2月に浜比嘉大橋が開通するまでは離島だった浜比嘉は、小さいながらも見どころ満載の楽しい島です! 

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Hamahiga Island is located next to Henza Island in Uruma City. The islands were connected by Hamahiga Bridge in Feb 1997 and now, you can drive to Hamahiga easily and enjoy local foods, beautiful ocean, and nostalgic island life.

「浜比嘉名物 たこめし」を食す
Try Famous "Takomeshi"!


今年の夏は台風も無く、暑い日が続いています。この日も真っ青な夏空の下を、エメラルドグリーンの海の中に延びる海中道路を渡り、浜比嘉大橋を渡ります。

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たこめしの看板を目当てに、橋を渡りきって右折すると、左手に2階建ての立派な建物が現れます。「浜比嘉名物たこ飯の店」サザンホープ浜比嘉です。

小さな食堂の様な場所を想像していたので、少し驚きです。中へ入ると、券売機があるので、ここで食券を購入します。

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たこ飯は950円(税込み)の定食で、さっぱりした味付けにダシがきいているお椀に盛られた「たこめし」の他、あっさりした味付けにたっぷりショウガが入っている「もずくとオクラのスープ」、焼いたチーズの香ばしい味にもっちりとした食感のおいしい「もずくとチーズのちぢみ」、「特製マドレーヌ」にセルフサービスのお新香とポテトサラダ、マカロニサラダが付いてきます。

カウンター席となりにいたカップルが、「イカ飯みたいにタコの中にご飯が入ってると思ってた」と、私が頭の中で思っていた事を声に出してつぶやきます。

たこめしレストランにしては少し変わった外観のサザンホープ浜比嘉は、宮城県仙台市の厨房機製造メーカーによって建設され、2011年3月20日に落成しました。東日本大震災のわずか10日後に完成したので、「【南の国から”希望”を失わないでほしい】という願いを込めて『サザンホープ』と命名」したそうです。浜比嘉島の活性化の為に地元の食材と地元のスタッフでメニューを開発して、島タコと、もずくを使った無添加の手作り料理を提供しているそうです。

When you drive on Kaichu Road (Transoceanic Road) which connects Yakena and Henza Island in Uruma City, you will see small signs with a picture of octopus along the road. There is a restaurant in Hamahiga where you can have "Famous Takomeshi (Octopus rice)". Right after crossing Hamahiga Bridge and turn right, the restaurant is located on the left side of the road. Takomeshi set is 950 yen, and comes with a bowl of rice cooked with chopped octopus, Soup of Mozuku seaweed and Okura, Chijimi with Mozuku seaweed and Cheese, a cup cake, and all-you-can-eat Japanese pickles, potato salad, and macaroni salad. The mozuku seaweed and octopus called "shima tako" are local products of Hamahiga.

郷愁を誘う比嘉集落を巡る 
Walking around Higa Ward


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比嘉の海岸から平安座島、石油基地、宮城島を望む
   
お腹が満たされたので、ゆっくり島を見て回ることにしました。浜比嘉は、大字(おおあざ)の浜地区と比嘉地区から成り立っています。

琉球開闢(かいびゃく)の神、アマミチュー(アマミキヨ)とシルミチュー(シロミキヨ)ゆかりの地として、今や多くの人が訪れる比嘉集落は、その他にもノロ墓や「カー」と呼ばれる井泉や「御嶽(うたき)」と呼ばれる聖域が集落の至る所にあります。

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ノロ墓
  

20年ほど前に橋が架かるまで離島だった浜比嘉には、沖縄らしい「かーらやー」と呼ばれる瓦ぶきの建物や、見事な石垣が残っています。

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ギラギラと太陽が照りつける平日の昼間は、人影が無く静かで、イソヒヨドリの鳴き声だけが集落の中に響いています。

しばらく歩くと、乾いたコンクリートブロックの塀の横に止められた真っ青なダットサンのピックアップトラックの向こうに、色鮮やかな二本の旗頭が互いをけん制し合うようにたたずむ光景に出くわします。まるでここだけ時が止まっているかのような景色です。

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旗頭の掲げられたすぐ近くの民家から女の人が出てきました。庭先で沢山のアヒルを飼っています。話しかけると、この日の夜、豊年祭が行われる事や少し先の山の中で「清ら海(ちゅらうみ)ファーム」を営んでいて、これから牧場へ向かうところだと教えてくれます。アヒルの写真を撮らせてもらい、礼を言って別れます。

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レモン色のユウナの花は、夕方にオレンジ色になってポトリ、と花ごと落ちる
  

石垣に咲く色とりどりの南国の花に、ここが漁村である事を思い出させる庭先に干された網、大切に保管されている「サバニ」と呼ばれる漁船、立派なフクギや廃墟になった建物など、比嘉集落には懐かしい沖縄の景色があります。

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民家の前に敷かれたセメントに刻まれた、「一九七五」の文字

  
Hamahiga Island is divided into two main wards, Hama ward and Higa ward. There are many sacred places, which people call "power spot", located in Higa ward and many people visit to get good energy from the places. Hamahiga was isolated island until Hamahiga Bridge was built, and there are many old Okinawan style houses and stone walls still there. It makes me feel nostalgic.

「とても大きく危険なかき氷」!
"Very Big Dangerous Shaved Ice!!"


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比嘉集落を後にして、「シルミチュ―」の標識の出ている方向へ車を走らせます。集落を離れて少しすると、目に飛び込んできた看板に

「Very big dangerous shaved ice!! とても大きく危険な かき氷」


とあります。「危険なかき氷」はともかく、「かき氷200円」の表示を見て車を止めます。

コンテナの店舗の店先には様々な味のシロップのかかったかき氷の他、沖縄では氷に白玉と金時豆が入った、夏の冷たいデザートの代表格「ぜんざい」の写真が貼ってあり、価格は全て200円です。ぜんざいに練乳をかけても200円、との事なので、迷わず練乳をかけてもらいます。

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甘い練乳と金時豆を氷に絡めてほおばると、カラカラの喉が潤います。店主の女性に「危険なかき氷」はどれくらいの大きさなのか聞くと、普通のかき氷の倍以上の大きさで、器の上に氷がタワーのように盛られているそうです。それでも価格は500円なので、2人で1つを注文して食べる人もいるそうです。

「御休処 笑結(わらゆい)」では、かき氷の他に、軽食や飲み物、そして琉装での写真撮影なども行っています。

After leaving Higa Ward, I drove toward south of the island. And then, there was a sign written both in English and Japanese. "Very big dangerous shaved ice!!" I was so thirsty that I decided to get not dangerous shaved ice, but regular shaved ice. I ordered "zenzai" which is shaved ice with sweet beans and small mochi (rice cake) balls. It is (I think) the most famous cold desert of Okinawa. The price is only 200 yen and was delicious! The lady at the stand told me the "dangerous shaved ice" (500 yen) was more than double the size of regular shaved ice. There were pictures of people who were "BIG Shaved ice Challenger TOP 3", so if you think you can eat shaved ice fast, why not try it? You may be one of the next TOP3 challengers!

清ら海ファームでヤギとお散歩
Friendly Goats at Chura Umi Farm


ぜんざいを食べていると、笑結の店先に清ら海ファームのチラシが置いてあるのに気が付いて、同じ経営者なのか聞いてみると、近くだから置いてあるだけ、との事。店と反対側の山の中にヤギの牧場があると聞いて、早速牧場へ向かいます。車が脇に落ちてしまいそうに細い道を走って行くと、清ら海ファームに到着しました。小屋の周辺の草むらで放し飼いになったヤギ達が草を食んでいます。

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先ほど比嘉集落で出会った女性と男性がモクマオウの木の下のピクニックテーブルにいました。

「こんにちは〜。来ちゃいました」

と声をかけます。
女性は外間晴美(ほかま はるみ)さんで一緒にいた男性は旦那さんの外間昇(ほかま のぼる)さんです。

清ら海ファームは浜比嘉生まれ、浜比嘉育ちの昇さんが15〜16年ほど前に立ち上げたそうで、神奈川県出身の晴美さんと島で出会い、結婚、現在二人でヤギやアヒルの世話をしながら畑を耕しているそうです。

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生まれて一か月の子ヤギがやって来て一輪車に飛び乗り、カメラ目線でドヤ顔。かわいい!
  

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晴美さんが小屋へ入ると、ヤギ達が寄って来てメーメー甘える
  
互いに「騙されて結婚した」と言って笑う二人は、笑顔が素敵なカップルです。

清ら海ファームでは、体験プログラムも行っていて、「ヤギとお散歩《山コース》と《海コース》」があります。予約制で、山コースは所要時間約1〜2時間の「少々ハードな本格派(途中離脱可)」で約40頭のヤギ達と野山を巡り、海コースは所要時間約30分〜1時間で、「小さなヤギ数頭と一緒に近くの海岸へのんびりとお散歩」です。

どちらのコースも参加費は一人500円、お一人参加は1000円です。人気のあるプログラムで、リピーターも多く、毎年参加する人もいるそうです。清ら海ファームのヤギ達は、まるで犬のように人懐こく甘えん坊です。浜比嘉の自然の中をヤギを放牧しながらお散歩なんて、まさしく沖縄版ハイジの世界です!

When I was walking around Higa ward, I met a lady who owns goat farm in the island. At the shaved ice stand, the owner told me the goat farm was very close from the stand, so after finishing my zenzai, I decided to visit the farm. When I arrived at "Chura Umi Farm", the lady I met in Higa and her husband were there at the picnic table outside. Mr. Noboru Hokama and Mrs. Harumi Hokama raise goats and ducks and grow vegetables at the farm. Mr. Hokama is originally from Hamahiga Island and Mrs. Hokama is originally from Kanagawa Prefecture in main land Japan. At Chura Umi Farm, you can enjoy walking in the woods and beach of Hamahiga with goats. The "Mountain Course" takes about 1-2 hours and you will take about 40 goats to the woods to feed them. The "Beach Course" takes about 30 min - 1 hour and you will walk on the beach with a couple of small goats. The fee is 500 yen per person for both courses but if you are only participant, it will be 1000 yen. The goats are very friendly and act almost like dogs! "Walking Goats" is a great way to enjoy nature and experience life of Hamahiga Island.

サザンホープ浜比嘉
住所:沖縄県うるま市勝連浜229−1
電話:098−977-8811

清ら海ファーム
住所:沖縄県うるま市勝連比嘉422番地
電話:080-5186−9140(ホカマ)
メール:churaumi_farm.hokama@ezweb.ne.jp

posted by Misa Alta at 21:11| 沖縄 ☀| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月27日

モクマオウの木陰が気持ちいい、宜野座村松田のヒーピー浜 Hiipii Beach in Ginoza Village, Okinawa

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沖縄の海岸近くでよく目にする「モクマオウ」という、一見、松の木の様な植物があります。宜野座村松田にある「ヒーピー浜」(または「ヒーピィー浜」)は、暑い夏の昼間に涼し気な陰を緑の芝生の上に落とすモクマオウが茂り、浜の南側に様々な模様の奇岩が立ち並ぶ、知る人ぞ知る穴場ビーチです。

Hiipii Beach is located on the east coast of Matsuda Ward in Ginoza Village. It is a nice quiet area with plenty of shades to relax and many interesting things to see.

モクマオウのあるビーチ
Beach with Coast She Oak


私が子供の頃、夏に家族で海水浴やキャンプに出かける先は沖縄本島北部「やんばる」にあったビーチでした。まだ海岸線沿いにはリゾートホテルがそれほど無く、海へ続く砂浜の手前にはモクマオウの木が涼し気な木陰を作って、その下で弁当を広げたりバーベキューをするのが定番でした。

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もともとは外来種で、嫌がる人もいるのですが、私にとってモクマオウの木は夏の楽しい思い出の一部で、今でも好きな植物です。

昨年、友人達と宜野座村松田の鍾乳洞を訪れた際に、初めて存在を知った「ヒーピー浜」は、そんな昔ながらのビーチを彷彿させるモクマオウの木陰と、手入れの行き届いた芝生の広場が素敵なビーチです。

When I was a child, my family used to go to northern part of Okinawa's main island, Yanbaru, for picnic or camping in the summer. There were not so many resort hotels on the coastal areas at that time, and many places we went had the Coast She Oak (Casuarinaceae) trees on the beach and we had lunch or BBQ under the trees. Hiipii Beach reminds me of those beaches I used to go.

トイレ、手洗い場、シャワー有!
Beautiful Picnic Area with Toilet and Shower


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「ヒーピィー海岸交流広場」は、地元の松田区によって整備された公園で、大勢で来ても車を止める場所に困らない広い駐車場、ピクニックテーブル、手洗い場、トイレ、シャワーもあるので、小さな子供連れのグループや、キャンプ初心者、諸々の事情がある女性もピクニックやキャンプを気軽に楽しめます。

バーベキューやキャンプで利用する際は、前もって予約申請する必要があります。使用料は大人、子供一律日帰り一人200円、1泊2日のキャンプは一人400円のお手頃料金です! 

設置されているテーブルのすぐ目の前がビーチになっていて、砂浜で遊ぶ子供達にも目が届きやすく、テーブルのすぐ脇に駐車スペースがあるので、荷物の出し入れもとても楽です。

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先日、友人達と1泊2日のキャンプでヒーピー浜を訪れて、楽しい時を過ごしました。

普段は、本島西海岸に落ちる夕日を眺めて一日が終わるのですが、東海岸にあるヒーピー浜の夕暮れは、うっすらとピンクに染まる空とパステルブルーの太平洋で、やさしく幻想的な光景に感動しました。

広場に設置されているピクニックテーブルの数は5〜6台ほどなので、大勢の人でごった返す事もありません。夜は虫の音や波の音をすぐ近くに聞きながら、星空の下で眠りにつきます。

There are large parking area, grass area with picnic tables, toilets, and showers in the Hiipii Beach Park. If you would like to use the area for BBQ or camping, you must reserve it in advance. The fee for using the picnic area for BBQ (one day) is 200 yen per person (adult and child), and for camping one night is 400 yen per person. It is a small park with only 5 or 6 picnic tables, so it will not be very crowded.

ハピネスマリン倶楽部
Happiness Marine Club


ヒーピィー海岸交流広場の管理、運営は、松田区に委託されている「ハピネスマリン倶楽部」が行っています。バーベキューやキャンプの予約もハピネスマリン俱楽部を通して行います。 

ハピネスマリン俱楽部は、宜野座村の自然を楽しむマリンアクティビティーを提供している事業所で、カヤック、シュノーケル、ダイビング、バナナボート、水上バイクなど多種のメニューが揃っています。また、マリンアクティビティー以外にもBBQセットの提供も行っています。

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写真提供:ハピネスマリン俱楽部 Photo: Courtesy of Happiness Marine Club

県外から来る人や、手軽にビーチアクティビティーを楽しみたい人におすすめなのは、「ガッツリ楽しめる1日満喫マリン&BBQセットメニュー」で、シュノーケル、バナナボート、BBQ(昼食)、カヤックアドベンチャーツアー、マーブル、水上バイクが含まれています。

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写真提供:ハピネスマリン俱楽部 Photo: Courtesy of Happiness Marine Club

詳しい内容と料金はハピネスマリン倶楽部のウェブサイトで確認して下さい。

Hiipii Beach Park is property of Matsuda Ward, but the operation and maintenance is outsourced to Happiness Marine Club, and you have to contact them to make reservation to use the picnic area. Happiness Marine Club is a company in Matsuda and provides many marine activity programs such as kayaking, snorkeling, diving, riding banana boat and jet ski, and etc. They also provide BBQ set and special one day set menu. For more information, please contact to Happiness Marine Club directly.

ヒーピー浜南側の海岸は楽しい美術館!
Enjoy Arts on the South Side of Hiipii Beach!


ヒーピー浜の南側は、面白い地層や奇岩が並ぶ海岸で、私のお気に入りの場所です。

山水画のような模様の地層や・・・

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パイ生地のように何層にもなった岩、

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アルマジロの様な形の岩や、宜野座のミニ・エアーズロックもあります! 

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宜野座のミニ・エアーズロック!Mini Ayers Rock of Ginoza!


岩の間に芸術的な形の根を張るモクマオウや、浜に打ち上げられた流木やシャコガイ、そして漂着ゴミもあります。はしゃぎながら前を走る犬の後を岩に刻まれた色や形に感動しながら写真を撮ります。

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台風で立ち枯れしたモクマオウの周りには、新しく生えてきたクリスマスツリーの様な形をした小さなモクマオウの林があります。10数年後には大きくなって、涼し気な木陰をこの砂浜に作ってくれるのでしょう。

しばらくして、走り回っていた犬が、もう充分遊んだ、とばかりに砂浜でおとなしくしています。気づくと1時間近くこのビーチを歩いていました。ヒーピー浜の南側海岸は、まるでアート作品で溢れる美術館です! 

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ヤドカリ集会 Hermit Crab Convention


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If you keep walking to the south side of the beach, you will find interesting rock formations. Some of them look like Chinese style landscape paintings, and some of them look like pie dough. There is even mini Ayers Rock of Ginoza, too! It is a fun place to strolling around. Everything, even some of wreckage, look so interesting that it is almost like a museum created by the nature!

ヒーピー浜海岸
住所:沖縄県国頭郡宜野座村松田(松田区公民館)
電話:098−968-8548

Hiipii Beach
Address: Matsuda, Ginoza Village, Okinawa (Matsuda Ward Office)
Phone: 098-968-8548

ハピネスマリン俱楽部
住所:沖縄県国頭郡宜野座村字松田1048
電話:090-3016−2723
Eメール:happinessmarinclub@gmail.com

Happiness Marine Club
Address: 1048 Matsuda, Ginoza Village, Okinawa
Phone: 090-3016-2723
E-mail: happinessmarinclub@gmail.com


posted by Misa Alta at 13:24| 沖縄 ☀| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする