2017年02月22日

東村慶佐次の「やんばるロハス」で自然と馬とたわむれる! "Yambaru LOHAS" in Higashi Village, Okinawa


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数年前に東村慶佐次(げさし)のウッパマ(方言で「大きい浜」の意)の海岸で馬に偶然遭遇したのが、やんばるロハスを知るキッカケだったと思います。

乗馬ができると教えてもい、その年の12月に馬好きの父と甥っ子の誕生日のお祝いとして家族で訪れました。当時は乗馬体験ができるプチホテル、と言う感じでしたが、最近、カフェがオープンしたと聞き、久しぶりにやんばるロハスへ行って来ました。

A few years ago, I took my father and nephew for their birthdays to Yambaru LOHAS where they could ride horses. It was a beautiful place over looking the Pacific Ocean. I heard that a new cafe had opened there in 2016, and visited the place for the first time in a long while.

特別な空気が流れる「聖域」
"Sanctuary Cove"


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やんばるロハスはマングローブで有名な慶佐次川の河口近くにあります。国道331号線を名護方面から北上し、慶佐次大橋を渡って、共同売店手前を右折して川沿いの道を海へ向かって進み、その先の左カーブを曲がるとすぐ右手に入口があります。「SANCTUARY COVE」(サンクチュアリ・コーブ:神聖な入り江)の看板とその脇に「やんばるロハス」、「ロハスCafé」、「HOURSE THERAPY」などの道しるべがあります。

ゲートの向こうへ続く道は数年前とあまり変わりありません。敷地内には、まるで違う世界へ入り込んでしまったかのように、外界とは違った空気が流れています。

入口近くに車を止めると、近くにいた男性スタッフが笑顔でカフェの場所を教えてくれました。柵の向こうにいる2頭の馬もこちらを見つめて出迎えてくれます。

ちなみに「ロハス」とは、「『健康と地球環境』意識の高いライフスタイルを指す用語」だそうです。

Yambaru LOHAS is located near the Gesashi River in Higashi Village which is famous for the mangrove forest and river kayaking. There are signs of "SANCTUARY COVE", "YAMBARU LOHAS", and "HORSE THERAPY" at the entrance of the property.

ほっと落ち着くロハスCafé
LOHAS Café


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敷地内の3階建ての建物の方へ向かって歩いて行くと、目の前に「Ocean Garden」が広がります。綺麗に手入がされた庭と、ヤシやプルメリアの木が南国情緒を醸し出しています。

石畳をたどって行くと、2016年8月にオープンしたロハスCafé へ到着です。ハワイアンの様なのに、「ストローベール」と呼ばれる土と藁で出来たソファーがあったり、三線(さんしん)のディスプレイや、テーブルの上の小瓶に入った赤と黄色の沖縄の食堂でおなじみの箸、そしてアンティーク調の小物や棚があったり、と色々なものが程よくミックスされたインテリアです。

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ランチメニューは「おまかせ lunch」(税込み1000円)で、「やんばる卵のヘルシーオムライス」か「沖縄スタイルナポリタン(スパムポーク入り)」に野菜小鉢とフリードリンクが付いてきます。

オムライスには、玄米、白米、黒豆がミックスされた「健康米」が使われていて、ズッキーニとトマトのソースがかかっています。

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健康米のごはんは、歯ごたえがあり、トマトソースには大きめに切られたズッキーニがゴロゴロ入っているので、食べごたえがあります。

この日の小鉢は、ニガナとナッツの和え物と、ニンジンのサラダでした。オープン当初はもう少しメニューの品数があったそうですが、現在は人気のある2つに絞って出しているそうです。

オムライスには肉を使わず、カフェで出す野菜はできるだけ、やんばる産を使うようにしているそうです。そして、この日は特別に、おまけで「やんばるの大根スティック」が付いてきました。

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「切っただけ」と言う紫色が綺麗な大根は辛味は無く、ニンニク味噌をディップにして美味しくいただきました。

ロハスCafeの営業は11:00〜16:00、毎週月曜日が定休日ですが、その他、不定休日があるので、やんばるロハスのウェブサイトやフェイスブックで詳細を確認してください。

As soon as entering the property, You will be greeted by horses behind the fence. There are beautiful trees and flowers everywhere. Follow the sign and walk through "Ocean Garden", and then to "ロハスCafé" (LOHAS Cafe). At LOHAS Café, you can get "Today's Lunch", hot/iced coffee, Yambaru blend tea, Brown Sugar ginger ale, or scorns. For Today's Lunch, you can choose between Okinawan style spaghetti and "omu rice" (omelet with rice), and it comes with side dishes and all-you-can-drink. Omu rice of LOHAS Café is a vegetarian dish, and they use fresh vegetables from Yambaru area as much as possible. The Cafe is open Tue - Sun between 1100 - 1600, and closed on Mon.

「いちゃりばちょーでー」でゲストもスタッフも皆兄弟!
Okinawan Spirit "Ichariba Chode-e"!


この日は、カフェで二人のスタッフが働いていました。スタッフの一人の中村なつ実さんは千葉の出身で、2015年に沖縄へ旅行で来た時に慶佐次を気に入り、2016年4月からやんばるロハスで働き始めたそうです。

もう一人のスタッフの坂口愛美(めぐみ)さんは福岡の出身で、3年ほど前から働いているそうです。沖縄へ来るキッカケを聞くと、その当時「仕事を探す、と言うより地に足のついた生活がしたかった」ので、色々調べている時にやんばるロハスを知り、ここで働きたいと思ったそうです。求人広告も出ていなかったのに自ら連絡をして、3か月の研修の後、正式に雇ってもらったそうです。

現在は、中村さんと坂口さんの他に、入口で会った男性スタッフと、もう一人別の男性スタッフの4人で働いているそうです。中村さんと坂口さんによると、やんばるロハスのいい所は「ファミリー感」で、スタッフ同士もゲストも家族の様だと言います。まさに沖縄の「いちゃりばちょーでー(一度会えば兄弟)」の精神です。

リピーターのゲストの多くは沖縄に遊びに来るのが目的と言うよりも、スタッフや動物達に逢いに来る、家に帰って来る、という感じだそうです。特にオーナーの外間晃(ほかま あきら)さんがいる時は、ゲストとスタッフが一緒に夕食のテーブルを囲むなど、和気あいあいとした雰囲気だそうです。

I met two staff members at the cafe on that day. Ms. Natsumi Nakamura is originally from Chiba Prefecture, and she started working at Yambaru LOHAS since April 2016. The other staff, Ms. Megumi Sakaguchi is originally from Fukuoka Prefecture. She's been working at Yambaru LOHAS for about 3 years. According to the staff members, the best thing about Yambaru LOHAS is that they are "like one big family". There is an Okinawan saying "ichariba chode-e" and it means "once we meet, we are brothers". Many guests come back to Yambaru LOHAS to see the staff and the animals, like they come to see their own family.

2000坪を誇る敷地内に広がるワクワクする空間!
Explore Yambaru LOHAS!


ランチの後、ちょうどこの日は宿泊客がいないという事で、部屋を見せてもらいました。カフェのある建物の3階には手頃な料金の「タマシダ」と長期で滞在するゲストに好まれる「プライベート」の2部屋があります。

タマシダはアットホームな室内に、露天風呂が付いていて、ベッドルームからは有銘湾(あるめわん)が一望できます。

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隣のプライべートは室内にキッチン、ストーブまで付いていて、シャワー室と洗面台もハワイのコンドミニアムを思わせる、おしゃれな作りです。

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部屋の外には広々としたテーブルが置かれたテラスがあり、やんばるの海と山が一望できます。ここで海を眺めながら朝食をとったり、星を見ながら一杯飲んだり、と想像するだけで楽しくなる最高のロケーションです!

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また、敷地内にはログハウスやちょっとラグジュアリーなキャンプが楽しめる、グランピングの施設もあります。

私のお気に入りの場所は、カフェの裏にある「秘密の庭」のような空間です。小さな畑や鶏の小屋、ガーデンパーティーを開きたくなる長テーブルに、謎の赤い扉まであります。

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これは、お酒が好きなオーナーの酒蔵だそうで、中をのぞかせてもらうと、泡盛を始め、色々な種類のお酒がセンスよく並べられていました。

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その他にも、馬小屋の上にある、半屋外のジャクジーやログハウス横の小道の先にある、海へ続く階段など、秘密基地のような空間が広がります!

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There are two rooms at the main building, one log house, and one glamping site at Yambaru LOHAS. "Room Tamashida" is with reasonable rate and great view of Arume Bay. In "Private", there is a small kitchen and balcony with dining table. Imagine, having breakfast with the great view of Yambaru, or having drinks watching stars covering the night sky. There is a back yard behind the cafe where they grow vegetables and chickens. The red door in the back yard is a cellar for Awamori and other liquor collection of the owner, Mr. Akira Hokama. There are also Jacuzzi and stairs going down to the beach!

馬とのふれあい
Horses


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やんばるロハスでは体験乗馬や乗馬セラピーを行っています。乗馬は「体に負担を与えない効率の良い有酸素運動」で、身体的にもメリットが多いそうです。ここでは、敷地内を10分ほど回る引き馬や20分の体験乗馬などが気軽に楽しめます。

そして、何よりも単純に、馬を間近で見るだけで、楽しくて幸せな気持ちになります。庭の柵の向こうにいるのは、仲良しのカイとカルメです。2頭で顔を寄せ合い、まるで内緒話でもしているかのようです。この賢くて大きな動物に間近で見つめられると、私の頭の中が全て読まれているような、不思議な気持ちになります。

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Photograph collection "Work Horse" by Charlotte Dumas


カフェに置いてある「Work Horse」は、オランダ人動物写真家のCharlotte Dumasさんの日本の馬を題材にした美しい写真集で、沖縄本島へ来た時には、やんばるロハスにも滞在していたそうです。

やんばるの素材をたっぷり使った食事に賢い馬たち。ここでは、心も体も癒されること間違いなしです!

At Yambaru LOHAS, you can ride a horse. Riding horse is a good aerobic exercise without too much burden to the body and it is therapeutic as well. "Work Horse" by Charlotte Dumas, a Dutch animal photographer, is a beautiful photograph collection of native horses of Japan. She had stayed at Yambaru LOHAS when she came to Okinawa!

株式会社 やんばるロハス
住所: 沖縄県国頭郡東村字慶佐次167-2 
電話: 0980−43−2884

Yambaru LOHAS
Address: 167-2 Gesashi, Higashi Village, Okinawa
Phone: 0980-43-2884



posted by Misa Alta at 12:39| 沖縄 ☁| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

サクラサク冬の沖縄! Enjoy Cherry Blossoms in Okinawa!


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この冬は、年末から年始にかけてかなり暖かい日が続きました。そのせいか、桜のつぼみもなかなか大きくならず、このまま咲かずに終わってしまうのかと心配しましたが、1月中旬から冬らしい寒さが戻ってきました。1月下旬の桜まつりが始まる頃には、ちらほらとピンクの花が枝に付き始め、冬の沖縄を鮮やかに彩っています。

In Okinawa, cherry blossoms are at their best between the end of January and the beginning of February.

金武町中川の桜並木
Cherry Blossom Avenue of Nakagawa in Kin Town


国道58号線を北上して恩納村安冨祖から県道104号線へ右折して、喜瀬武原の集落へ向かって行きます。しばらく走ると、喜瀬武原を抜けて金武町へ入り、少し広い交差点で中川方面へ左折します。

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並木道沿いに残る、懐かしい人には懐かしい「金武村」の標識!


あたりに緑が広がる、のどかな集落の脇の小さな川を渡ると、道の両脇に色鮮やかなヒカンザクラが咲いています。片側一車線の道路は、交通量も少ないのでゆっくりと桜を眺めながら運転できるお気に入りのドライブコースです。

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If you are driving on Route 104 in Kisenbaru, Onna Village towards east, take left turn at the wide intersection towards Nakagawa, Kin Town. There are cherry trees with pink blossoms along both sides of the quiet road. I enjoy driving on this road especially early in the morning.

名護城公園「桜の園」
Cherry Blossom Garden in Nangusuku Park


やんばるの桜の名所の一つとしておなじみの名護城公園(なんぐすくこうえん)の「桜の園」は桜を眺めながら散策するには絶好の場所です。

丘の斜面にある桜の園のふもとに車を止めると、頭上高く桜の木が枝を伸ばしているのが見えます。そして遊歩道の階段を登って、鮮やかなピンクの花を付けた桜の木々の間をゆっくりと歩きます。

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途中に東屋もあるので、天気の良い日はお弁当を持ってきてピクニックをするのも楽しいでしょう。ピンクに染まった斜面とその向こうに広がる名護市街地と東シナ海を見下ろす眺めは最高です!

桜の園を登りつめて、高台の上の方まで足を延ばせば、おしゃれなビジターセンター「Subaco」でコーヒーを飲みながらこの景色を満喫できます。

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Best place to see cherry blossoms and stroll around is Cherry Blossom Garden in Nangusuku (Nago Castle) Park. You can actually get off your car and walk around garden full of cherry trees without worrying about cars coming behind you. You can also enjoy the view of Nago City and the East China Sea from the garden. There is a visitor center with a cute cafe called "Subaco (birdhouse)" on top of the hill as well.

八重岳の桜
Cherry Blossoms of Yaedake Mountain


沖縄で「桜」と言えば、八重岳を思い浮かべる人も多いかと思います。毎年1月下旬から2月上旬にかけて開催される「本部八重岳桜まつり」でもおなじみの場所です。

この頃、週末に八重岳の坂道に車が連なる光景も、今や、やんばるの冬の風物詩(?)となっていますが、やはりふもとから山頂へかけて咲き誇る八重岳のヒカンザクラは見ごたえがあります。沖縄にある多くの公園や並木道に植えられている桜に比べて樹齢が古いようで、花も枝にぎっしりとつき、何よりもその枝ぶりが見事です!

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見物客が比較的少ない平日に行くチャンスがあれば、お花見(ここでは本土のような宴会は行えません)におすすめの場所です。

Motobu Yaedake Cherry Blossom Festival is held every year between the end of January and the beginning of February. The trees along the road from the bottom to the top of Yaedake mountain is truly amazing. It is better to visit the place during the week days when there are not so many cars going up the hill.

今帰仁城跡の夜桜
Cherry Blossoms at Night in Nakijin Castle


世界遺産の今帰仁城跡では、第10回「今帰仁グスク桜まつり」が開催されています(1月28日〜2月12日)。今帰仁グスク桜まつりの目玉は、なんと言っても、まつり期間中毎日ライトアップされる夜桜とグスクです。

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悠久の歴史を刻む城壁とその周囲に咲き誇る桜が幻想的な光の中に浮かびあがります。桜まつり期間中はライトアップの他、北山王・王妃記念撮影、琉装体験(先着10名)、今帰仁グスク芸能披露などが週末に行われます。

2月11日(土)はちょうど満月です。天気に恵まれれば、「荒城の月」さながらに、空に浮かぶ月とライトアップされた今帰仁城跡、桜をめでる事ができるかもしれません。

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Nakijin Castle was designated as one of UNESCO World Heritage Sites in Okinawa in year 2000. This year, the 10th Annual "Nakijin Castle Cherry Festival" is held between 28 January and 12 February. During the festival, castle walls and cherry blossoms will be illuminated at night and many interesting events will be held on weekends; taking pictures of King and Queen of Hokuzan (King who ruled northern area of Okinawa island before establishment of the Ryukyu Kingdom), dressing up in Ryukyuan costume (first 10 persons), and performances of traditional performing arts and etc.

名護城公園
住所: 沖縄県名護市名護5511
電話: 0980−52−7434

Nangusuku Park
Address: 5511 Nago, Nago City, Okinawa
Phone: 0980-52-7434

八重岳桜の森公園
住所: 沖縄県国頭郡本部町並里921

Yaedake Sakura no Mori Park
Address: 921 Namizato, Motobu Town, Okinawa

今帰仁城跡
住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
電話: 0980-56-4400

Nakijin Castle Remains
Address: 5101 Imadomari, Nakijin Village, Okinawa
Phone: 0980-56-4400

posted by Misa Alta at 21:39| 沖縄 ☔| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

梅の花咲き乱れる隠れ里、名護市源河の「オーシッタイ」Oshittai, the Hidden Village in Nago, Okinawa


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2017年1月28日(土)は旧暦の1月1日です。週の初めは冷たい北風が吹く寒い日が続いていましたが、この日は青空が広がり、新春と呼ぶにふさわしいポカポカ春の陽気です。1月の沖縄は日本一早い桜の開花で有名ですが、名護市源河の山の中にひっそりとたたずむ小さな集落「オーシッタイ」では梅の花も見頃です。まるで隠れ里のようなオーシッタイの舗装もされていない道の先には、ジブリ映画に出てきそうな素敵なお店がありました。

"Oshittai" is a small area located in the mountains at the edge of Genga in Nago City.

その名も不思議な「オーシッタイ」!
History of Oshittai


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オーシッタイは漢字で「大湿帯」と書くそうですが、通常は「オーシッタイ」と表記されています。ここは明治12年(1879年)の廃藩置県の後、首里から人が移り住んで出来た集落だそうです。一番近い県道14号線や国道331号線から、さらに数キロ先の山の中、と言う不便な場所で、なんと1982年に沖縄県内で一番最後に商用電気が通った地域だそうです。

オーシッタイに移り住んだ人々は、やはり生活が不便だ、という理由で次々と山を下り、最後は一人のおじいさんが住むだけの場所になっていたそうです。そして、そのおじいさんも、いよいよ山を下りようと考えていた時、オーシッタイでタンカン(沖縄で栽培されているスッキリした甘さの柑橘類)の栽培を行いたい、と言う一人の男性が現れた事でおじいさんもそこに留り、集落の消滅は免れたそうです。

2017年1月時点、オーシッタイには12世帯、約30人が暮らしているそうです。タンカンの栽培を始めた男性は、現在90代で、高齢のため山を下りて首里で暮らしているそうです。今や、梅の名所となって沖縄各地から人々が訪れるオーシッタイを救ってくれた男性に感謝です!

In 1879, when new Japanese Government abolished the "han" system and established Okinawa Prefecture, many people left Shuri, where was the center of Ryukyu Kingdom, and moved to northern part of Okinawa Island. Oshittai was formed by those people who moved from Shuri. Oshittai is located in the middle of the mountains (a couple of km away from either Route 14 or Route 331) and there was no commercial electricity available until 1982!

花びらが舞う、白梅の並木道
Beautiful White Plum Blossoms


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オーシッタイの集落入口付近には手書きの「道あんない図」が設置されています。集落の中をぐるりと円を描くように道が走っていて、その中央を川が流れています。「梅の道」は集落の南側にあります。オーシッタイ東側の農道を左折して集落へ入ると、小さな白い梅の花を付けた木が道の両脇に並んでいます。

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1月後半なので、もう散ってしまったかな、と心配していたのですが、まだ十分楽しめるくらいの花が咲いています。週末なので家族連れもやって来て、子供たちが嬉しそうに並木道を歩いて行きます。

沖縄でよく見るヒカンザクラ(又はカンヒザクラ)は本土で見るソメイヨシノのように、花びらを散らすことなく、花ごと落ちてしまうのですが、オーシッタイの梅並木は、白い花びらが風にヒラヒラと舞い、風情があります。林の奥からせせらぎの音も聞こえてきます。春のような陽気と相まって、本当に隠れ里へ迷い込んでしまった気分です。

Yanbaru, northern part of Okinawa Island, is famous for cherry blossom festivals that are held at the end of January and early February every year. In Oshittai, you can also enjoy beautiful white plum blossoms during month of January. There is a hand drawn street map at the entrance of Oshittai. The plum tree road is located at the southern part of the village. The village is very quiet and peaceful. I walked down the road with white plum blossoms blooming both sides, and heard the sounds of running water behind the trees. The place is almost like a hidden village in Japanese old stories.

カフェ「しゃし☆くまーる」と常盤さん夫妻
Mr. and Mrs. Tokiwa


梅並木を通り過ぎてそのまま集落内の道を北へ進んで行くと、舗装道路が途切れて幅の狭い未舗装の道へ変わります。うっそうとした山道を進むと、林の中にたたずむカフェ「しゃし☆くまーる」がありました。

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例のごとく、犬と一緒に座れる外の席があるか尋ねると、「縁側の席なら大丈夫ですよ。」とカフェのオーナーの常盤知裕(ときわ ともひろ)さん、智子さん夫妻が答えて、案内してくれました。

野菜畑が広がる庭に面した、日当たりのいい縁側に腰をかけてケーキセットを頼みます。すてきな場所なので、ブログでカフェを紹介してもいいか尋ねると、

「実は1月29日でカフェは閉店するんです」

との事。この日が28日なので、翌日が最終日です! 私が残念がると、「でもハチミツの販売はここで続けます」と言います。

実は知裕さんはオーシッタイで「蜜蜂ファーム・ときわ」を経営している養蜂家で、カフェでも知裕さんの「はちみぃちゃんのはちみつ」を販売しています。

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静岡出身の常盤さん夫妻は1996年に暖かい沖縄へ住みたい、という理由で沖縄へ移住してきました。沖縄へ住むなら、以前訪れて気に入ったオーシッタイに住みたい、と物件を探したそうです。そしてオーシッタイにある藍染の工房で世話になりながら、しばらくして土地を地主さんに譲ってもらったそうです。

最初は小さな小屋を建てて、夫婦とその当時4歳だった息子さんで暮らし始めたそうです。「すごいですね。すごく楽しそう!」と言うと、智子さんが懐かしそうに「楽しかったですよ」と言います。藍染工房と近所に年の近い子供達もいたそうで、少し離れた場所にある学校への送り迎えもみんなで代り番こにやっていたそうです。

その後、現在カフェのある建物を建てて、少しでも体にいいモノが食べたいから、と庭で野菜を作っているそうです。立派なタンカンの木には美味しそうなオレンジの実もなっています!庭からみたカフェのたたずまいは、さながら「トトロ」の世界です。

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If you keep going on the road towards north from where plum trees are located, the street gets unpaved and narrow. After a little while, you will find a cafe "Shashi Kumar(しゃし くまーる)". The owners are Mr. Tomohiro Tokiwa and Mrs. Tomoko Tokiwa. They are originally from Shizuoka Prefecture and moved to Okinawa in 1996. Only reason they came to Okinawa was "because we wanted to live in somewhere warm". Mr. Tokiwa had visited Oshittai before moved to Okinawa and fell in love with the place. So, when they moved to Okinawa, they decided to find a place there. The cafe is very cozy and there are beautiful vegetable gardens in the back yard. After I ordered coffee and cake, I found out that the cafe would be closed and the last day was 29 January 2017! I was very disappointed, but Mrs. Tokiwa told me they would still be selling honeys at the store. Mr. Tokiwa is a bee keeper and produces organic honey in Oshittai.

蜜蜂ファーム・ときわの「はちみぃちゃんのはちみつ」!
Honeybee Farm Tokiwa


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やんばるに出かける事がよくある人は、どこかで目にした事があると思いますが、なぜか泣き顔のハチがラベルになっている「はちみぃちゃんのはちみつ」が蜜蜂ファーム・ときわの商品です。

ときわのハチミツは、無添加、非濃縮100%で、「抗生物質農薬を使っていないオーガニックはちみつ」です。ラベルを見て、私も以前に購入した事があったのを思い出しました。その時買ったのは、方言でサシグサと呼ばれる、タチアワユキセンダングサの蜜です。

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サシグサ(タチアワユキセンダングサ)


少し苦みがあるのですが、なんとなく懐かしい味のハチミツでした。この他にも、にが蜜(フカノキの蜜)、イジュの蜜、アカミズキの蜜などがあるそうです。

この日店頭に並んでいた、にが蜜(200g入り/700円)は3〜4年に一度しか採れないそうなので貴重です!イジュやアカミズキからは年に一度、花の咲く初夏に、そしておなじみのサシグサからは、年に二度ハチミツが採れるそうです(どこにでも咲いているので納得)。

この日のケーキセットにはにが蜜が添えられていました。手作りの木の実のケーキ(マーガリン、ベーキングパウダー不使用)にかけて食べると、ハチミツの苦みがいいアクセントになって、ケーキを引き立ててくれます。カフェが閉店するのは、本当に残念です…! 

ときわでは、ハチミツの他に、沖縄県産の蜜ろう(蜜蜂の巣)とイタリア直輸入のExオリーブオイルだけで作った「みつばちクリーム」(35ml入り/1000円)の販売も行っています。Exオリーブオイルは紫外線のUV-Bから肌を守り、日焼けを防ぐ働きがあると言われているそうで、フェイス、リップ、ハンド、そして全身に使用可能だそうです。

みつばちクリームが気になったのですが、この日、おしゃべりをして店を出て、家に着いてからクリームを買うのを忘れた事に気が付きました。今度また、オーシッタイを訪ねるイイ理由ができました。

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窓辺にあるハチミツのオブジェが面白い!


According to Mrs. Tokiwa, they sell 100% pure honeys without any food additives. Also it is organic honey free from antibiotic pesticide. They have Bitter Honey from Fukanoki tree, and honeys from Iju trees, Akamizuki trees, and Sashigusa flowers. All of them are plants grow in Yanbaru area in Okinawa. Another product of Honeybee Farm Tokiwa is Honeybee Cream. It is made only from beeswax collected in Okinawa and extra olive oil directly imported from Italy. You can use the cream for your face, lips, hands, and all of your body. After I got home that day, I realized that I forgot to by the cream. Now, I have a good excuse to visit Oshittai again.

蜜蜂ファーム・ときわ  
住所:沖縄県名護市字源河(オーシッタイ)2523−5 
電話:0980−55−8360

Honeybee Farm Tokiwa
Address: 2523-5 (Oshittai) Genga, Nago, Okinawa
Phone: 0980-55-8360


posted by Misa Alta at 16:20| 沖縄 ☔| 沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする